特許
J-GLOBAL ID:200903082861589260

芳香族ポリアミド類を基体とした原液着色された成形構造物の製造方法、原液着色された繊維、および、原液着色された成形構造物を製造するためのプレミックス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000745
公開番号(公開出願番号):特開平7-243127
出願日: 1995年01月06日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】極性非プロトン有機溶剤から成形可能なアラミド構造物の原液着色を可能とし、成形構造物、特に、繊維が、溶液から簡単に製造され、得られる繊維が高強度を有する製造方法とし、さらに、原液着色された繊維、ならびに、そのためのプレミックスを提供する。【構成】(a) プレミックスを調製し、(b) 成形溶液を調製し、(c) フォーミングダイを通して前記成形溶液を押出し、(d) 少量の溶剤を含むかもしくは含まない繊維またはフィルムを残し、さらに、各工程を含む方法と繊維形成物質として、極性非プロトン有機溶剤に可溶である少なくとも一つの芳香族ポリアミドと、平均粒子径200nm未満を有する、繊維基準で、少なくとも一つの着色付与固体成分0.5〜5重量%とを含み、繊維が平滑な表面を有する、フィラメント線密度少なくとも2.0dtexを有する芳香族ポリアミド類を基体とする原液着色された繊維において、繊維軸に平行な測定で反射される放射線の比率が、少なくとも6%である原液着色繊維とより成る。
請求項(抜粋):
原液着色された繊維またはフィルムを製造するための方法であって、(a) 極性非プロトン有機溶剤、芳香族ポリアミド5〜30重量%、着色付与固体成分0.5〜5重量%を含む組成物を粉砕して、前記着色付与固体成分が、平均径200nm未満、特に、80〜150nmの粒子を有するように、プレミックスを調製し、(b) 極性非プロトン有機溶剤と工程(a)で使用した芳香族ポリアミドに相当する芳香族ポリアミドとを含む溶液と、工程(a)で生成したプレミックスとをフォーミングダイの直ぐ上流で混合することによって成形溶液を調製し、(c) 一次繊維またはフィルムを生成させるための所定の数および形状でオリフィスを含むフォーミングダイを通して前記成形溶液を押出し、(d) 従来の方法で前記極性非プロトン有機溶剤を除去し、さらなる処理のために十分な機械的安定性と不粘着性とを有する、少量の溶剤を含むかもしくは溶剤を含まない繊維またはフィルムを残し、さらに、(e) 要すれば、得られた繊維またはフィルムを従来行われているように延伸する、という各工程を含む方法。
IPC (9件):
D01F 6/90 301 ,  D01F 6/90 331 ,  B29C 47/00 ,  B29C 55/02 ,  C08J 5/18 CFG ,  C08L 77/10 LQX ,  D01F 1/04 ,  B29K 77:00 ,  B29L 7:00

前のページに戻る