特許
J-GLOBAL ID:200903082861956204

構造材料の疲労損傷検知センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池澤 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-363105
公開番号(公開出願番号):特開2004-191340
出願日: 2002年12月13日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】構造材料その他の母材における検知領域の見かけ上の長さを伸ばして、全体を大型化することなく、疲労損傷度を十分に早期に検知可能な感度を有し、切欠き部の尖端部における亀裂の進展速度を加速可能な構造材料の疲労損傷検知センサーを提供すること。【解決手段】疲労損傷検知センサーの検知領域における亀裂発生部分に、より応力集中を起こしやすくすること、たとえば検知領域の厚さを部分的に変更することに着目したもので、検知センサー本体を、左右一対の固定領域と、その中央部に切欠き部を形成する検知領域と、に画成し、検知領域の厚さを切欠き部に向かって小さくする厚さ減少部を設け、切欠き部の歪みεn、検知領域の平均歪みε、検知領域の長さ2H、厚さ減少部を設けたことにより見かけ上長くなる検知領域の換算長さHcについて、Hc/H=εn/ε、とすることを特徴とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外力が加わる構造材料の疲労損傷の程度を検知するための構造材料の疲労損傷検知センサーであって、 前記構造材料の表面に取り付け可能な所定長さを有する板状部材から構成するとともに切欠き部を形成する検知センサー本体を有し、 この検知センサー本体を、 前記構造材料の前記表面に固定する左右一対の固定領域と、 この固定領域の間にあってその中央部に前記切欠き部を形成するとともにこの固定領域の間において前記構造材料から浮いた状態にある検知領域と、に画成し、 この検知領域の厚さを前記切欠き部に向かって小さくする厚さ減少部を設けるとともに、 前記切欠き部の歪みをεnとし、 前記検知領域の平均歪みをεとし、 前記検知領域の長さを2Hとし、 前記厚さ減少部を設けたことにより見かけ上長くなる前記検知領域の換算長さをHcとしたときに、 Hc/H=εn/ε、 とすることを特徴とする構造材料の疲労損傷検知センサー。
IPC (1件):
G01M19/00
FI (1件):
G01M19/00 Z
Fターム (6件):
2G024AD34 ,  2G024BA21 ,  2G024CA02 ,  2G024DA01 ,  2G024EA06 ,  2G024FA02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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