特許
J-GLOBAL ID:200903082865428270

クランクシャフトのオイル保持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161239
公開番号(公開出願番号):特開平6-002708
出願日: 1992年06月19日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】摺動部分のオイルが軸線方向へ流動するのを抑制し、同摺動部分にオイルを十分に保持して油膜切れを未然に防止する。【構成】シリンダブロック6には、クランクシャフトベアリング7,8を介してクランクジャーナル2が回転可能に支持され、クランクピン3には、コンロッドベアリング11,12を介してコネクティングロッド9の大端部10が連結されている。クランクシャフトC内に設けられたオイル通路16は、クランクジャーナル2の外周面及びクランクピン3の外周面にそれぞれ開口している。さらに、クランクピン3の外周面の軸線方向両端部と、クランクジャーナル2の外周面の軸線方向両端部とには、それぞれ一対のオイル保持用全周溝20,21が設けられている。
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダブロックに、クランクシャフトベアリングを介してクランクシャフトのクランクジャーナルを回転可能に支持するとともに、前記クランクシャフトのクランクピンに、コンロッドベアリングを介してコネクティングロッドの大端部を連結し、前記クランクシャフト内に設けたオイル通路を、前記クランクジャーナルの外周面及びクランクピンの外周面にそれぞれ開口し、さらに、前記クランクジャーナルの外周面及びクランクシャフトベアリングの内周面のいずれか一方の軸線方向両端部と、クランクピンの外周面及びコンロッドベアリングの内周面のいずれか一方の軸線方向両端部とには、それぞれ一対のオイル保持用の全周溝を設けたことを特徴とするクランクシャフトのオイル保持構造。
IPC (5件):
F16C 3/14 ,  F01M 1/06 ,  F16C 9/02 ,  F16C 9/04 ,  F16C 33/10

前のページに戻る