特許
J-GLOBAL ID:200903082867231872

熱可塑性エラストマー積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-088985
公開番号(公開出願番号):特開平5-286078
出願日: 1992年04月09日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【構成】 本発明の熱可塑性エラストマー積層体は、結晶性ポリオレフィンとゴムとから構成される熱可塑性エラストマー(A)層と、特定の超高分子量ポリオレフィンと上記熱可塑性エラストマー(A)とから構成される超高分子量ポリオレフィン組成物(B)層とで形成されている。【効果】 本発明の熱可塑性エラストマー積層体は、層間接着性が著しく優れ、また、従来の加硫ゴムとナイロン繊維とからなる複合材、あるいは軟質ポリ塩化ビニルと比較して軽量であり、可塑剤などの滲出による表面のベタつきもなく、しかも、機械的強度、耐熱性、耐熱老化性、耐候性、耐摩耗性、耐傷付性、摺動性および寸法安定性に優れている。
請求項(抜粋):
結晶性ポリオレフィンとゴムとから構成される熱可塑性エラストマー(A)層と、超高分子量ポリオレフィン組成物(B)層とから構成されており、該超高分子量ポリオレフィン組成物(B)が、135°Cデカリン溶媒中で測定した極限粘度[η]5〜40dl/gの範囲内にある超高分子量ポリオレフィンと、前記熱可塑性エラストマー(A)とから実質的になり、該超高分子量ポリオレフィンが、超高分子量ポリオレフィンと熱可塑性エラストマー(A)との総重量100重量%に対して15〜40重量%の割合で存在し、かつ、超高分子量ポリオレフィン組成物(B)のメルトフローレート(230°C、2.16kg荷重)が5g/10分以下であることを特徴とする熱可塑性エラストマー積層体。
IPC (5件):
B32B 25/08 ,  B32B 27/32 ,  C08L 23/02 LCB ,  C08L 23/16 LCY ,  B29B 7/82

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