特許
J-GLOBAL ID:200903082876498016

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038275
公開番号(公開出願番号):特開平6-248920
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 カムシャフトの回転トルク変動に伴う各ピンと各係合溝との間の打音と摩耗の発生を防止する。【構成】 内部に挿通された駆動軸21と相対回動可能に設けられたカムシャフト22と、該カムシャフト22のフランジ部27とスリーブ28のフランジ部32との間に介装されて、駆動軸21の中心に対して偏心揺動可能な環状ディスク29とを備えている。該環状ディスク29の保持孔29b,29cに各ピン36,37を回転自在に支持すると共に、各フランジ部27,32の係合溝30,33に係合する該各ピン36,37の係合部36a,37aの両側面36b,36c、37b,37cを湾曲状に形成して、回転トルク変動による対向内面30a,30b、33a,33bとの衝突を回避するようにした。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転する駆動軸と、該駆動軸の外周に相対回動可能に配設され、かつ外周面で吸排気弁を駆動するカムと、該カムの端部に有するフランジ部に対向配置され、かつ前記駆動軸に連結固定されたフランジ部と、前記両フランジ部の間に配設されて、駆動軸の軸心に対して偏心揺動可能な環状ディスクと、該環状ディスクの両側部に互いに反対方向に突設されて、前記両フランジ部に形成された各係合溝内に夫々係入するピンと、前記環状ディスクを機関運転状態に応じて揺動させる駆動機構とを備えた吸排気弁駆動制御装置であって、前記各ピンを環状ディスクに回転自在に設けると共に、前記各ピンの先端側に前記各係合溝に係合する2面巾状の係合部を設け、かつ該係合部の各係合溝の対向内面と当接する両側面を湾曲状に形成したことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-077554
  • 特開昭64-012165

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