特許
J-GLOBAL ID:200903082891048078

紫外線硬化型インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193868
公開番号(公開出願番号):特開平10-017812
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 密着性が高く、且つ耐薬品性に優れ、更に高硬度で耐磨耗性及び光沢にも優れた硬化膜を形成する、紫外線硬化型インキ組成物を提供する。【解決手段】 本発明の組成物は、1個以上の水酸基を有する(メタ)アクリレート30重量%以上と、1個のエチレン性不飽和基を有する単量体70重量%以下とを、150〜350°Cで連続重合して数平均分子量1,000〜10,000の共重合体(a)を得、この共重合体の水酸基に1個以上のエチレン性不飽和基と1個のカルボキシル基を有する単量体をエステル化反応させて得られた反応性樹脂(A)に対して、反応性希釈剤(B)及び光開始剤(C)を配合する。上記重合に高温連続重合法を用いれば、比較的高分子量で且つ低粘度の共重合体が得られるので、組成物の硬化収縮を低減して硬化膜の基材への密着性等を向上させることができる。反応性希釈剤としては2官能以上の単量体が好ましい。
請求項(抜粋):
1個以上の水酸基を有する(メタ)アクリレートの1種以上の30重量%以上と、該(メタ)アクリレート以外で1個のエチレン性不飽和基を有する単量体の1種類以上の70重量%以下とを、150〜350°Cの共重合温度において連続重合して数平均分子量1,000〜10,000の共重合体(a)を得、次いで、1個以上のエチレン性不飽和基と1個のカルボキシル基を有する単量体を上記共重合体中の水酸基に対してエステル化反応させた反応性樹脂(A)と、紫外線硬化型単量体の1種以上からなる反応性希釈剤(B)と、光開始剤(C)と、を含有することを特徴とする紫外線硬化型インキ組成物。

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