特許
J-GLOBAL ID:200903082897354154

ラジオコントロール用ジャイロ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-192613
公開番号(公開出願番号):特開2005-030767
出願日: 2003年07月07日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】零点の調整が容易でノイズの少ないラジオコントロール用のジャイロ装置を提供すること。【解決手段】圧電振動型の角速度センサ1とシリコンリング型の角速度センサ2とを用いる。角速度センサ2の出力はノイズが多いが零点が安定しているため、最初にその所定時間の動作後に零点を設定する。以後はシリコンリング型の角速度センサ2の出力がこの値に一致すれば、そのときの出力が零であると考えてそのときのピエゾ型角速度センサ1からの出力との差分値を差動増幅器10で検出する。この値を積分器11で積分して演算増幅器3に帰還する。こうすれば零点が安定していない速度センサを用いても、零点が安定で、しかもノイズの少ない角速度信号を得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の角速度センサと、 前記第1の角速度センサの出力と基準信号との差を出力とする第1の差動部と、 同一の角速度に対して前記第1の角速度センサと同一の出力レベルを発生するように調整された第2の角速度センサと、 前記第1の差動部と前記第2の角速度センサの出力の差分値を出力する第2の差動部と、 起動後の所定時間後に得られる前記第2の角速度センサの出力を保持するセンサ値記憶部と、 前記第2の角速度センサの出力と前記センサ値記憶部で記憶されているセンサ値とを比較し、2つの入力が一致したときに出力を出す比較部と、 前記比較部により一致出力が出されたときに前記第2の差動部の出力を積分し、その積分値を基準値として前記第1の差動部に出力する積分部と、を具備し、 前記第2の角速度センサは、前記第1の角速度センサより零点の安定した出力を出すものであり、 前記第1の角速度センサは、前記第2の角速度センサよりノイズの少ない出力を出すものであることを特徴とするラジオコントロール用ジャイロ装置。
IPC (1件):
G01C19/00
FI (1件):
G01C19/00 Z
Fターム (3件):
2F105AA10 ,  2F105BB03 ,  2F105BB04

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