特許
J-GLOBAL ID:200903082908229853
パンタグラフの走行風制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149936
公開番号(公開出願番号):特開平6-070404
出願日: 1992年05月16日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 車両のそなえるパンタグラフからの空力音低減の手段として、走行風の走行経路を制御する手段を選ぶことにより、パンタカバーの高さについての車両限界による規制を受けることなく、高効率のもとに騒音低減を実現できる走行風制御装置を実現する。【構成】 パンタグラフ・カバーの前面板9の端部10と、これと対向する各側板11の端部12との間に隙間13を設け、前面板9の背部に適当の間隔15を隔てゝラムプレート16を立設し、前面板9の前面に設けた60 ゚の傾斜面によって掬い上げられた走行風を、隙間13から間隔15内に流れ込んだ走行風によって上部に向けて押し上げる構成をそなえ、パンタグラフ2の中心から前面板9までの距離を前面板9の高さの5〜9倍とする。
請求項(抜粋):
車両用のパンタグラフを車体の屋根の上で囲むパンタグラフ・カバーを、前後一対の前面板と、その前後の前面板の間に亙ってその側方を車両の長手方向に沿って両側から囲む左右一対の側板とによって構成し、前面板は車両の走行に応じて前方から迎え入れる走行風を斜め上方に誘導するための斜面をその前面に構成されるものにおいて、前面板の左右の各端部と、その各端部と対向する各側板端部との間に隙間を設け、前面板の背部に前面板との間に適当間隔を隔ててラムプレートを立設してその左右両端を前記各側板の内面にそれぞれ対接させ、車両の走行に応じて前方から迎え入れる走行風のうち、前面板の前面に受けた走行風をその前面の斜面によって斜め上方に掬い上げるとともに、前面板の端部と側板端部との間の隙間に受けた走行風を該隙間を通じて前面板の背部とラムプレートとの間に構成される前記間隔内に導入し、ラムプレートに沿って上昇させることを特徴とするパンタグラフの走行風制御装置。
IPC (2件):
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