特許
J-GLOBAL ID:200903082909885886

筒状防振ブッシュの取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-018084
公開番号(公開出願番号):特開平6-200980
出願日: 1993年01月07日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 安価かつ簡易で、しかも筒状防振ブッシュの保持を確実に行い得る。【構成】 サブフレーム2の筒状ホルダ21の両開口を、それぞれ外方へ向けて漸次拡径するラッパ状に成形する。一対の防振ブッシュ1A,1Bの各外筒11をホルダ21の開口内周に接して位置せしめた状態で、各内筒13の対向する端面間に所定の間隙dが生じ、ナット部材42と結合するボルト41により、両内筒13を対向方向へ変位せしめて上記間隔dを零とする。これに伴う防振ゴム体12の変形により抜け荷重とは逆の荷重が外筒11に印加され、振動振幅が内筒13の上記初期変位量より小さい限り、外筒11に抜け荷重が加わることはなく、確実な保持がなされる。
請求項(抜粋):
一方の振動体に設けた筒状ホルダ内に保持される外筒と、外筒内に接合される防振ゴム体と、防振ゴム体に貫設され、他方の振動体に連結される内筒とを具備する筒状防振ブッシュであって、上記筒状ホルダの両開口をそれぞれ外方へ向けて漸次拡径するラッパ状に成形するとともに、上記防振ブッシュを一対設けてそれぞれの外筒を上記各開口と同形のラッパ状に成形し、各開口内周に各防振ブッシュの外筒外周を接して位置せしめた状態で、各内筒の対向する端面間が所定の間隔をおいて位置するようになすとともに、両内筒内に挿通されて他方の振動体を連結する連結部材により上記両内筒を対向方向へ変位せしめて上記端面間の間隔を零となしたことを特徴とする筒状防振ブッシュの取付け構造。
IPC (2件):
F16F 15/08 ,  F16F 1/38

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