特許
J-GLOBAL ID:200903082918500245

溶融金属供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉川 晃司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250966
公開番号(公開出願番号):特開2002-066727
出願日: 2000年08月22日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】【課題】ラドルを使用する従来の溶融金属供給装置では、運ばれる溶湯が温度低下し、途中でこぼれたり、溶湯の計量が不正確で、溶湯炉に蓋もできない。【解決手段】溶湯取入れシリンダ25は溶湯炉71の蓋75を貫通して下半分程度を溶湯73に浸け、このシリンダ25内に上レベル側計量汲上げ子31を挿入し、これに下レベル側計量汲上げ子35を通した。下レベル側計量汲上げ子35を下げることで上レベル側計量汲上げ子31との間に計量空間81を形成してここに溶湯流入孔25bから溶湯73を流入させることで計量し、このまま上下両汲上げ子31、35を同期上昇させた後、下レベル側計量汲上げ子35を引き上げて給湯孔25aから鋳型へ給湯する。汲上げた溶湯の温度低下が無く、溶湯の計量が正確に行われ、汲み上げた溶湯をこぼす虞も無く、溶湯炉の深部にある良質の溶湯が汲み上げられ、溶湯炉の上面を閉鎖しても汲上げに支障は生じない。
請求項(抜粋):
汲み上げた溶湯を供給する給湯孔と該給湯孔より下に位置した溶湯流入孔が設けられ少なくともこの溶湯流入孔を含む部分が溶湯炉の溶湯に沈む溶湯取入れシリンダと、この溶湯取入れシリンダ内に昇降自在に挿入された上レベル側計量汲上げ子及び下レベル側計量汲上げ子と、これら計量汲上げ子を昇降させる駆動手段とを備え、上レベル側計量汲上げ子の上レベル規定面は下レベル側計量汲上げ子の下レベル規定面に上から対向しており、この上レベル規定面と下レベル規定面とを相対的に離間させることで形成される計量空間に溶湯流入孔から溶湯を流入させ、この状態で上レベル規定面と下レベル規定面を同期して上昇させ、上レベル規定面が給湯孔とほぼ同じ高さに来たところで下レベル規定面を上レベル規定面に当るまで上昇させて計量空間内の溶湯を給湯孔から排出することを特徴とする溶融金属供給装置。
Fターム (2件):
4E014LA10 ,  4E014LA18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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