特許
J-GLOBAL ID:200903082929087846

ヒト単球化学吸引性タンパク質-1(MCP-1)誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513955
公開番号(公開出願番号):特表平9-505053
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】本発明は、それが単球吸引活性を阻害するようにヒトMCP-1を修飾して得られるヒトMCP-1誘導体、及びその医薬組成物に関する。この活性の阻害は、次の方法の一つ以上でMCP-1が修飾されるときに成功することが見出された。すなわち、a)28位チロジンをアスパルテートで置換する、b)24位アルギニンをフェニルアラニンで置換する、c)3位アスパルテートをアラニンで置換する、及び/又はd)2〜8位のアミノ酸配列を欠失させる、である。請求項記載のMCP-1誘導体は、MCP-1の単球吸引活性を阻害する必要のある患者に投与することができる。例えば、冠動脈形成手術を受けた患者に普通に生ずる再狭窄を防止するためにこの誘導体を使用することができる。本発明はさらに、この誘導体を用いるMCP-1の単球吸引活性を阻害する組成物及び方法に関する。
請求項(抜粋):
内因性単球化学吸引性タンパク質(monocyte chemoattractant protein)-1(MCP-1)の単球化学吸引活性(monocyte chemoattractant activity)を阻害することができるMCP-1誘導体であって、28位チロジンがロイシンによって置換されておらず及び/又は30位アルギニンがバリンによって置換されていないMCP-1誘導体。
IPC (9件):
C07K 14/52 ,  A61K 38/00 ABB ,  A61K 38/00 ABR ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12N 15/09 ,  C12P 21/02 ,  C12R 1:19 ,  C12R 1:91
FI (7件):
C07K 14/52 ,  C12N 1/21 ,  C12P 21/02 C ,  C12N 15/00 A ,  C12N 5/00 B ,  A61K 37/02 ABR ,  A61K 37/02 ABB
引用文献:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る