特許
J-GLOBAL ID:200903082930745180

単リール型の磁気テープカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-088148
公開番号(公開出願番号):特開平11-265560
出願日: 1998年03月16日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 テープ引出口を開閉するドアのスライドストロークが大きな単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、ドアとドアばねとをよりコンパクトに構成する。【解決手段】 テープ引出口4を開閉するドア5を有する。ドア5はケース本体1の内部においてスライド自在に案内し、ドア5用のガイド溝31内に配置したドアばね20で閉じ付勢する。ドアばね20は、左右に隣接する2個のコイル部21・21からばね腕23・24を連出してなる。一方のばね腕24はドア5に掛止し、他方のばね腕23はケース本体1のガイド壁16に掛止する。2個のコイル部21・21によって十分な巻数を確保する。ドア5の側部壁12の上方に、コイル部21を受け入れる切欠部14を設ける。切欠部14の側端にガイド面30を設ける。ドア開放時に、コイル部21をガイド面30で切欠部14へと移行案内し、ドア5とコイル部21との接当干渉を防ぐ。
請求項(抜粋):
ケース本体1の前面に設けたテープ引出口4を開閉するドア5が、ケース本体1の前壁6の内面に沿って設けたガイド溝31でスライド自在に案内支持されて、ガイド溝31内に配置したドアばね20で閉じ付勢してある単リール型の磁気テープカートリッジであって、ドア5は、テープ引出口4を塞ぐ主面壁11と、主面壁11の側方に突設した側部壁12とを一体に備えており、ドアばね20は、左右に隣接する2個のコイル部21・21と、両コイル部21・21を接続する橋絡部22と、各コイル部21・21から連出した2個のばね腕23・24とを一体に備えており、両ばね腕23・24の一方は側部壁12に設けたばね掛部15に、他方はケース本体1に設けたばね掛部17にそれぞれ相対摺動自在に掛止されており、ドア開放時に両コイル部21・21を受け入れる切欠部14が側部壁12に切り欠き形成されており、側部壁12の側端と切欠部14との間に、コイル部21を切欠部14へ移行案内するガイド面30が設けてある単リール型の磁気テープカートリッジ。

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