特許
J-GLOBAL ID:200903082935862800

コネクティングロッドの潤滑油通路構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-031107
公開番号(公開出願番号):特開平5-231418
出願日: 1992年02月19日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】ピストンの冷却が必要とされる高回転時のみにピストン裏面に向けて潤滑油を供給できるコネクティングロッドの潤滑油通路構造を提供する。【構成】コネクティングロッド1内に形成され且つクランクシャフト5から供給される潤滑油を大端部3から小端部2へ導く油通路18と、油通路18に連通し且つピストン裏面23を指向して小端部2に開口する噴孔22とを備える潤滑油通路構造において、油通路内18に、油通路18を開閉する質量体25と油通路18を閉じる方向に質量体25を付勢するコイルスプリング26とから構成される慣性力検知バルブ27を配設し、慣性力検知バルブ27は機関の運転状態が所定回転数を超えると、質量体25に所定量を上回る慣性力が作用して油通路18を開く。
請求項(抜粋):
ピストンに連接する小端部を一端に有し、クランクシャフトに連接する大端部を他端に有するコネクティングロッドと、コネクティングロッド内に形成され且つクランクシャフトから供給される潤滑油を大端部から小端部へ導く油通路と、該油通路に連通し且つピストン裏面を指向して小端部に開口する噴孔と、を備えるコネクティングロッドの潤滑油通路構造において、前記油通路内に、当該油通路を開閉する質量体と当該油通路を閉じる方向に前記質量体を付勢する弾性体とから構成され、前記質量体に所定量を超える慣性力が働いたときに前記弾性体の付勢力に抗して前記油通路を開く慣性力検知バルブを配設した、ことを特徴とするコネクティングロッドの潤滑油通路構造。
IPC (4件):
F16C 7/02 ,  F01M 1/06 ,  F01P 3/08 ,  F16C 9/04

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