特許
J-GLOBAL ID:200903082938128989

活性汚泥循環変法における硝化促進方法及び硝化速度予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-107349
公開番号(公開出願番号):特開平7-299495
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 好気槽における硝化を促進して嫌気槽における脱窒効果を高めた活性汚泥循環変法の硝化促進方法と、硝化速度予測方法の提供を目的とする。【構成】 原水3を嫌気槽1で脱窒を行う工程と、好気槽2で硝化を行う工程と、最終沈澱池7で固液分離して上澄液を処理水11として放流する工程とを含む活性汚泥循環変法処理において、上記嫌気槽1に流入する原水3の流量計15を配備する一方、好気槽2の上流部にATU-Rr計を付設し、硝化反応に基づく酸素消費量及び溶存酸素量とから好気槽2内の硝化速度を推定し、その値と原水3の流入量に応じて目標とする硝化速度を確保するためのSRT制御21を可能ならしめるようにDO制御20を実施するようにした硝化促進方法と、水温の予測に基づくSRT制御並びに硝化反応モデル式に基づいて硝化槽における硝化速度を予測する方法を提供する。
請求項(抜粋):
原水を嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、複数段の好気槽で硝化細菌により硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離して上澄液を処理水として放流する工程とを含む活性汚泥循環変法処理において、上記嫌気槽に流入する原水の流量計を配備するとともに、複数段の好気槽の上流部に全酸素消費速度から硝化反応に伴う酸素消費速度を差し引いた値の計測器を付設し、硝化反応に基づく酸素消費量及び溶存酸素量とから好気槽内の硝化速度を推定し、その値と原水の流入量に応じて目標とする硝化速度を確保するためのSRT制御を可能ならしめるように好気槽に対するブロワの送風量をコントロールするDO制御を実施することを特徴とする活性汚泥循環変法における硝化促進方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/30 ZAB

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