特許
J-GLOBAL ID:200903082938959350

汚泥脱水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120392
公開番号(公開出願番号):特開平6-304795
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、凝固剤の注入を行わなくても、脱水時における汚泥の濾布ベルトからの流出を防止することができる汚泥脱水装置を提供する。【構成】 流動状の汚泥は、上を向いた濾布ベルト1の開口部3の一箇所から濾布ベルト1内に供給され、折曲部2で受けとめられて濾布ベルト1内に貯留される。その流動状の汚泥を脱水ローラ14で圧搾する際に、濾布ベルト1の開口部3側から折曲部2側へ向けて圧搾力を加えるようにすれば、汚泥が濾布ベルト1の開口部3から流出するのを避けることができる。その汚泥は、脱水ローラ14によって徐々に脱水されて脱水ケーキとなる。二つ折りの濾布ベルト1は半回転して開口部3が下側に向いている部分を有しているので、その部分の一部を広げれば、脱水ケーキは自重で速やかに落下する。
請求項(抜粋):
途中2箇所で180度ずつ反転した状態で複数個のローラ群に走行可能にそれぞれ掛装されて無端状に連結され且つ長手方向一側縁が閉鎖した閉鎖部に且つ他側縁が開放した開口部に形成されている対向濾布部を備えた一本の無端濾布ベルト、該無端濾布ベルトの対向濾布部の一部を互いに対面重合させて前記対向濾布部間に構成される剪断脱水部、前記対向濾布部間の汚泥を前記剪断脱水部で挟圧して剪断脱水を行うため前記汚泥に剪断力を与える複数の剪断ローラ、及び前記ローラ群のうちの少なくとも一つのローラを駆動して前記無端濾布ベルトを走行させる駆動装置を有することを特徴とする汚泥脱水装置。
IPC (2件):
B30B 9/24 ,  C02F 11/12 ZAB

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