特許
J-GLOBAL ID:200903082942691817

トリガー式液体噴出ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218258
公開番号(公開出願番号):特開平11-042450
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】構造を極力簡単にして組み付け易く、金属製部材を極力使用しないで、出来るだけ分別処理を必要としない材質のみで形成することができ、しかも、従来のこの種のポンプの形態を大きく変えることなく形成できるとともに、プランジャの優れた復帰能力を備え、また、噴出口の液切れの良い優れたトリガー式液体噴出ポンプを提案する。【解決手段】縦筒11内に特殊構成の弁部材6を嵌着させることにより、金属製の玉状弁体を使用しない吸い込み弁及び吐出弁を形成し、また、枢着部分より後方へ一体に延設した横長の弾性板26を設けてトリガー4に復帰力を付与するとともに、プランジャ5先端部をトリガーの揺動に合わせた回動が可能にトリガー上部に連結し、コイルスプリングを排除して構成した。
請求項(抜粋):
容器体口頚部外周に嵌合させた装着キャップ2と、該装着キャップ上に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起立した縦筒11の中間部からシリンダ12を、その上部からは射出筒13をそれぞれ前方へ突設し、且つ、縦筒下部を大径部11a に、縦筒上部を小径部11b にそれぞれ形成してなるポンプ本体3と、射出筒前部両側に上部を枢着させて垂下させるとともに、枢着部分より後方へ横長の弾性板26を各々一体に延設し、且つ、各弾性板後部上面を縦筒11両側に形成した係止段部g下面に当接係止させたトリガー4と、シリンダ内に押し込み可能に設けるとともに、先端部をトリガー4の揺動に合わせた回動が可能にトリガー上部に連結したプランジャ5と、縦筒11内に設けた弁部材6とを備え、該弁部材6は、大径部11a の底板上に下面を当接した複数の弾性脚35を下面周縁より垂設するとともに、上面より立設した棒弁36上端を縦筒11上部に横設した隔壁37中央の弁孔jに開閉可能に嵌合させ、且つ、各弾性脚35の弾発力に抗して押し下げ可能に設けた棒状基部38と、該基部外周下部より突設し且つ外周縁を大径部11a 内周に密嵌させた上向きスカート状の吸い込み弁板39と、基部38外周上部より突設し且つ外周縁を小径部11b 内周に密嵌させた上向きスカート状の吐出弁板40とを備えてなることを特徴とするトリガー式液体噴出ポンプ。

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