特許
J-GLOBAL ID:200903082944292065

無機・有機融合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073600
公開番号(公開出願番号):特開平7-278311
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、可撓性を保ちつつ、高硬度の無機・有機融合体およびその製造方法を提供する。【構成】 本発明の有機・無機融合体は、M-O-M結合(Mは金属、半金属原子)から成る無機ポリマーの骨格をSi(R)n (O-)4-n 基(Rはアルキル基、n=1〜3)で置換した無機・有機融合体中に、無機粒子を分散した構造である。無機粒子の割合が20〜90体積%であり、無機粒子のサイズが0.05〜20μmである。アルコキシドあるいは加水分解したアルコキシドにアルキルアルコキシシランを加え、加水分解した系に無機粒子を分散あるいは無機粒子を分散し加水分解し、ゲル化して無機・有機融合体を製造する。【効果】 本発明の有機・無機融合体は、セラミックスに比べ可撓性に富み、有機高分子に比べ高硬度を発揮できる。この性質によりセラミックスの適用範囲が広がる。また、有機高分子の技術分野から見れば、有機ポリマーの優れた諸性質に加えて、無機セラミックス材料の望ましい性質を付与することにつながり、この分野での材料適用についても、その領域を拡大する効果がある。
請求項(抜粋):
M-O-M結合(Mは金属、半金属原子)から成る無機ポリマーの骨格をSi(R)n (O-)4-n 基(Rはアルキル基、n=1〜3)で置換した無機・有機融合体中に、無機粒子を分散することを特徴とする無機・有機融合体。
IPC (2件):
C08G 79/00 NUR ,  C08L 85/00 LSA
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-185328
  • 特開昭63-081176
  • 特開昭63-123838
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