特許
J-GLOBAL ID:200903082956963070

拡散テンソルの拡散係数を表示する磁気共鳴装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-156770
公開番号(公開出願番号):特開平11-000320
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 神経線維の走行を表示するのに好適な表示装置を提供する。【解決手段】 表示装置に、画像上の各点における拡散テンソルを用いて、(1)所定の点を始点として拡散係数の最も高い方向を導出し、(2)該方向で所定の距離離れた位置にある次の点を導出し、(3)導出された次の点を始点としてステップ(1)、(2)を繰り返し、(4)得られた一連の点からなるデータを作成する処理手段と、該処理手段により得られたデータを表示する表示手段を備える。(1)から(4)のステップにより神経線維に沿った一連の点からなるデータが作成でき、これを表示することで神経線維の走行が容易に把握可能となる。
請求項(抜粋):
磁気共鳴によって生体中の分子の拡散テンソルを計測して得られる前記生体中の各点での拡散テンソルデータを処理して前記生体中の繊維状の生体組織の走行状態を求める処理手段と、該処理手段により得られた前記走行状態を表示する表示手段とを備え、前記処理手段は、任意の点を始点としてその始点における拡散係数が最も高い方向を計算し、その方向で前記始点から所定の距離だけ離れた次の点を導出し、この次の点においても拡散係数が最も高い方向を計算し、所定の距離だけ離れた次の点を導出して順次繰返し、この繰返しによって一連の点からなるデータを作成し、前記表示手段は、前記処理手段により得られた一連の点からなるデータを連結して表示することを特徴とする磁気共鳴装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/32
FI (2件):
A61B 5/05 380 ,  G01N 24/02 520 Y
引用特許:
出願人引用 (4件)
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