特許
J-GLOBAL ID:200903082960900660

パワーアナライザの位相角補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-352188
公開番号(公開出願番号):特開平5-164793
出願日: 1991年12月13日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】PLL同期方式により複数チャネルの入力被測定信号とA/D変換のサンプリング周波数との同期をとるようにしたパワーアナライザにおいて、PLLのソースとして選択されている入力被測定信号の基本波を基準にして位相角の補正を行なうこと。【構成】切替部31にて複数チャネルの入力被測定信号の一つをPLL部34のソースとして選択し、同入力被測定信号とA/D変換器のサンプリング信号とを同期させるようにするとともに、位相角の補正に際しては、上記ソース自動切替制御手段によりPLL部のソースとして選択されている入力被測定信号の基本波を基準として位相角の補正を行なう
請求項(抜粋):
少なくとも複数チャネルの入力被測定信号をそれぞれ入力可能なレベルのアナログ信号に変換する複数の入力処理部と、それらのアナログ信号を所定周波数のサンプリング信号によりディジタルデータに変換する複数のA/D変換部と、同A/D変換部にて変換された少なくとも1サイクル分のディジタルデータをそれぞれ記憶する記憶部と、上記A/D変換部に対するサンプリング信号および上記記憶部に対するデータ書き込みタイミング信号を出力し、かつ、そのサンプリング信号を上記入力被測定信号に同期して出力するストレージ制御部と、上記複数の入力処理部から出力される入力被測定信号のうちの1つを選択する切替部と、同切替部で選択された入力被測定信号を矩形波信号に波形整形する波形整形部と、その矩形波信号をソースとし、同矩形波信号と上記A/D変換部のサンプリング周波数を整数分の1とした信号との位相差を検出し、この差に応じて上記ストレージ制御部に出力する制御信号の周波数を可変し、上記A/D変換部のサンプリング信号を上記切替部にて選択された入力被測定信号の1つに同期させるPLL部と、同PLL部のソースとして選択されている入力被測定信号が最適であるか否かを判断し、それが最適でないときには上記切替部を上記複数チャネルの入力被測定信号のうち最適な入力被測定信号が入力されている入力処理部に切り替えるソース自動切替制御手段と、上記記憶部に記憶されているデータに基づいて電圧、電流、電力をそれぞれ演算し、かつ入力被測定信号の高調波成分をFFT演算する信号処理部とを備え、位相角の補正に際しては、上記ソース自動切替制御手段により上記PLL部のソースとして選択されている入力被測定信号の基本波を基準として位相角の補正を行なうことを特徴とするパワーアナライザの位相角補正方法。
IPC (3件):
G01R 21/06 ,  G01R 23/165 ,  H03L 7/06

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