特許
J-GLOBAL ID:200903082962187511

旋削方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-314634
公開番号(公開出願番号):特開平6-206101
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 精密旋盤または超精密旋盤を用いて、硬化鋼ワークに極めて小さい溝を旋削する方法を提供する。【構成】 ワークを旋盤のスピンドル上に固定し、外周面の振れを防止するためワークの整形を予め行い、溝を切削するワーク表面に切削工具を配置する。旋盤切削速度及び切削工具送り速度はすべて、工具破損が生じる恐れのある所定レベルを越えないように制御される。切削工具は立方晶窒化ホウ素材料から成る溝形状に対応した先端を有している。この立方晶窒化ホウ素材料は、ワークの鋼の炭化物分子の大きさに応じて選択される。
請求項(抜粋):
精密旋盤または超精密旋盤を用い、予め外周面の振れを前記旋盤の公差限界内に収めるように整形された硬化工具鋼ワーク(10)の円周表面(11)に溝(13)を旋削する方法であって、立方晶窒化ホウ素材料から成る切削先端(46)を有する切削工具(40)を以下の(a),(b)の基準に従って選択し、(a)ワークとなる前記硬化工具鋼が比較的大きな炭化物分子(約25から50ミクロン)を有する場合には、高い耐破損性を有する立方晶窒化ホウ素材料を有する切削先端を選択。(b)前記硬化工具鋼が比較的小さい炭化物分子(25ミクロン以下)を有する場合には、高い硬度と耐摩耗性を有する立方晶窒化ホウ素材料を有する切削先端を選択。前記溝を切削するために好適な形状を形成するよう切削先端を形成し、前記切削工具の縦軸が、正確に前記円周表面に垂直になるように前記切削工具を前記円周表面に向けて配置し、前記円周表面上の点の直線速度が毎分80メートルから200メートルになるように前記ワークの回転速度を設定し、工具送り速度がワークの毎回転5ミクロンから20ミクロンにて前記円周表面に前記溝を切削することを特徴とする旋削方法。
IPC (2件):
B23B 1/00 ,  B23B 27/14
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-110501
  • 特開昭63-260701

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