特許
J-GLOBAL ID:200903082965388666
ネットワーク通信システム、および、その通信方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061070
公開番号(公開出願番号):特開平10-257093
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 所望の帯域幅が確保された通信を端末間で、より確実に実施可能とするネットワーク通信システムおよびその通信方法を提供する。【解決手段】 複数の端末と、複数のルータを有し、端末間に複数の通信経路が提供されるように、端末およびルータが伝送路により接続されているコネクションレス型のネットワーク通信システムにおいて、通信を開始する際、端末間で帯域予約のためのメッセージを、該端末間の通信を中継可能な複数の通信経路において個別に通信して、経路上の各ルータにパスおよび帯域幅を確保させる。送信側の端末は、全てのルータが帯域幅を確保できた通信経路を1つ選択し、その通信経路でメッセージを定期的に通信してパスおよび伝送帯域幅の確保を継続させる。そして、確保させたパスおよび伝送帯域幅を用いてデータ通信を実施する。
請求項(抜粋):
複数の端末と、複数のルータと、複数の伝送路を有し、前記端末間に複数の通信経路が提供されるように、前記端末およびルータが伝送路により接続されているコネクションレス型のネットワーク通信システムにおいて、前記各端末は、通信を開始する際、重複なしに選択したセッション番号と、前記通信の要求する伝送帯域幅を表す帯域情報とを設定した複数のパスメッセージを、受信側の端末に宛てて送信する手段と、送信側の端末より前記パスメッセージを受信し、前記通信が可能な場合、当該パスメッセージ内のセッション番号と帯域情報を設定した予約メッセージを返送する手段と、受信側の端末より前記予約メッセージを受信し、受信した予約メッセージの内の1つの予約メッセージに設定されているセッション番号を、前記通信用に選択する手段と、選択したセッション番号を設定した前記パスメッセージを定期的に送信すると共に、データパケットを受信側の端末へ宛てて送信する手段とを有し、前記各ルータは、前記各端末に対応して、当該端末への通信を転送可能な全ての通信経路で、次の転送先となるルータが全て登録されているテーブルと、新規の前記パスメッセージを受信し、当該パスメッセージの宛先の端末に対応して登録されているルータの内の1つを、重複なしに選択する手段と、選択したルータへ前記パスメッセージを転送し、当該転送時のパスをセッション番号に対応して一定時間確保する手段と、新規の前記予約メッセージを受信し、当該予約メッセージ内の帯域情報が表す伝送帯域幅を確保できる場合、当該予約メッセージ内のセッション番号に対応して確保しているパスについて前記伝送帯域幅を一定時間確保する手段と、伝送帯域幅が確保できた場合、同じセッション番号のパスメッセージとは逆の方向に前記予約メッセージを転送すると共に、前記パスによりデータパケットを転送する手段と、同じセッション番号のパスメッセージ、もしくは、同じセッション番号の予約メッセージが受信された場合、当該メッセージを同じパスで転送すると共に、前記セッション番号に対応する前記パスおよび伝送帯域幅の確保を継続させる手段とを有することを特徴とするネットワーク通信システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-113649
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中継経路を選択できる通信システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-115593
出願人:日本電信電話株式会社
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通信システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-216480
出願人:アンリツ株式会社, 日本電気株式会社
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