特許
J-GLOBAL ID:200903082965703960

車両用サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251165
公開番号(公開出願番号):特開平7-081352
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 操縦安定性及び乗心地の向上を図る。【構成】 コントローラ22は、右後輪の車輪速・左後輪の車輪速の平均値Rが5Km/h以下の時で,且つ右前輪の車輪速・左前輪の車輪速の平均値Fと右後輪の車輪速・左後輪の車輪速の平均値Rとの差の絶対値が10Km/h以上の時は、車両が発進時で且つ駆動輪に空転が発生していると判定し、各ダンパ3,7,11,15の減衰力をハード状態に保持し、右後輪の車輪速・左後輪の車輪速の平均値Rが5Km/hを越えている時,または右前輪の車輪速・左前輪の車輪速の平均値Fと右後輪の車輪速・左後輪の車輪速の平均値Rとの差の絶対値が所定速度10Km/h未満の時は、車両が走行状態で且つ駆動輪に空転が発生していないと判定し、各ダンパ3,7,11,15の減衰力をソフト状態に保持する。
請求項(抜粋):
サスペンション機構を装備した車両の両駆動輪の回転速度を各々検出する第1及び第2の駆動輪速度センサと、前記車両の両従動輪の回転速度を各々検出する第1及び第2の従動輪速度センサと、前記サスペンション機構の減衰力を個別に制御するコントローラとを備え、該コントローラが、前記各駆動輪速度センサの検出データに基づき前記両駆動輪の回転速度の平均値を算定すると共に,前記各従動輪速度センサの検出データに基づき前記両従動輪の回転速度の平均値を算定する算定部と、前記両従動輪の回転速度の平均値が予め設定した所定値以下か否かを判定すると共に,前記両駆動輪の回転速度の平均値と前記両従動輪の回転速度の平均値との差が予め設定した所定値以上か否かを判定する判定部と、前記両従動輪の回転速度の平均値が前記所定値以下で,且つ前記両駆動輪の回転速度の平均値と前記両従動輪の回転速度の平均値との差が前記所定値以上の場合は,前記サスペンション機構の減衰力を高めに設定する減衰力設定部とを具備したことを特徴とする車両用サスペンション制御装置。

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