特許

J-GLOBAL ID：200903082968623658

駆動力制御装置

発明者： 永田 敏郎 ,  谷口 雅彦 ,  沢田 護
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-253169
公開番号（公開出願番号）：特開平10-103110
出願日： 1996年09月25日
公開日（公表日）： 1998年04月21日
要約：

【要約】【課題】 制御の遅れによる車輪のロックの発生を防止して、走行安定性を確保できる駆動力制御装置を提供すること。【解決手段】 ステップ140では、マップmap1を用いて、スロットル速度dθからスロットル開度θの初期値θ1を求める。ステップ150では、スロットル速度dθが第1の基準値Kθaより小さい値か否かによって、実質的にエンジンブレーキ中とあるか否かを判定する。エンジンブレーキ中の場合には、ステップ180にて、マップmap2を用いて、エンジン回転回転数Ne及びギア位置Gpから、エンジン出力トルクTEが0となるスロットルの0トルク開度θ0を求める。ステップ190にて、現在のスロットル開度THが0トルク開度θ0より小であると判定されると、遅れ時間KTの後に、ステップ220にて、スロットル開度θの初期値θ1を目標スロットル開度THθに設定する。

請求項（抜粋）：

車両の駆動輪に伝達される駆動力を発生するエンジンと、該エンジンにて発生する駆動力を調整するための駆動力調整手段と、該駆動力調整手段の状態を検出する調整状態検出手段と、該調整状態検出手段の検出結果に基づいて、エンジンブレーキが作用する条件が満たされたか否かを判定する条件判定手段と、該条件判定手段によって、前記エンジンブレーキが作用する条件が満たされたと判断された場合には、前記駆動力調整手段を駆動して前記駆動力を増加させる制御を行う駆動力制御手段と、を備えたことを特徴とする駆動力制御装置。

IPC (4件)：

F02D 29/02 341 ,  F02D 9/02 315 ,  F02D 41/04 310 ,  F02D 41/04 330

FI (4件)：

F02D 29/02 341 ,  F02D 9/02 315 A ,  F02D 41/04 310 G ,  F02D 41/04 330 G