特許
J-GLOBAL ID:200903082976144360

高解像度放射線結像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139878
公開番号(公開出願番号):特開平10-082863
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【目的】 医療用または産業用に使用する高解像度放射線結像装置を提供する。【構成】 本発明の高解像度放射線結像装置は少なくとも一つのイオン化粒子検出装置を含み、このイオン化粒子検出装置は照射ビームが入る側面または正面入り口用の窓を備えた少なくとも一つのガス室を有する。第一、第二及び第三の平板電極は変換スペース及び増幅スペースを作るため互いに平行に配置されている。第二及び第三の電極間間隔を200μm未満とし、また第二第三電極間及び第一第二電極間に創出された電界の振幅比が10より大きくなるよう構成している。
請求項(抜粋):
電離放射線を使用する高解像度放射線結像装置において、前記装置が発散する電離放射線を放射する電離放射線源と、平板状照射ビームが大体含まれる平面内にあって平板状照射ビームを出すのに適した絞りを形成する長軸の間隙と、平板状照射ビームを照射される検査対象物を経由して運ばれる光線を検出する検出装置とを有し、前記検出装置が少なくとも一個のイオン化粒子検出装置を含み、前記イオン化粒子検出装置が少なくとも、前記照射ビームの入口窓を有する一つのガス室と、前記ガス室内に含まれる、第一、第二、第三の平板電極とを含む時、前記各電極は照射ビームを電子に変換するスペースとこれら電子を増倍により増幅するスペースとを形成するように互いに平行に配置され、前記入口窓は前記照射ビームが確実に前記変換スペースに入るように変換スペースと同一平面に配置され、前記増幅スペースが前記第二及び前記第三の電極を隔てる距離で且つ、200μm未満の増倍長さを有し、前記検出装置が更に、前記第一の電極を第一の電位に上昇させ、前記第二の電極を前記第一の電位より高い第二の電位に上昇させ、前記第三の電極を前記第二の電位より高い第三の電位に上昇させるに適したバイアス回路を有し、前記第二の電極は孔が明けられていて陰極を形成し、前記変換スペースで発生した電子を増幅スペースに向けて送ることができ、前記第三の電極は複数の絶縁された要素陽極により構成された陽極を形成し、第一、第二、第三の電極に適用された電位は変換スペース内と増幅スペース内に第一及びこれにほぼ平行な第二の電界を発生させ、これらの各電界は前記各電極にほぼ垂直で10をこえる振幅比を有し、これにより陽極を形成する前記第三の電極の付近において増倍された電子を発生させるため増幅スペース内において前記増幅長さに限定したアバランシェ現象によるこれら電子の増倍が可能となり、前記陽極を形成する前記要素陽極に結合された、増倍された電子を検出し計測する装置を含むことを特徴とする高解像度放射線結像装置。
IPC (5件):
G01T 1/28 ,  A61B 6/00 300 ,  G01N 23/04 ,  G01T 1/00 ,  H01J 47/02
FI (5件):
G01T 1/28 ,  A61B 6/00 300 R ,  G01N 23/04 ,  G01T 1/00 B ,  H01J 47/02

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