特許
J-GLOBAL ID:200903082982124389

トナー及びトナーの電子線定着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-146768
公開番号(公開出願番号):特開平5-313402
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】 記録材に定着されるトナーの耐オフセット性及び耐久性が高い。【構成】 トナーが、モノマーからなる熱可塑性樹脂をトナー芯材に含有し、ポリマーからなる電子線硬化性樹脂をトナー殻材に含有してマイクロカプセル化したものである。従って、トナー殻材は厚みが薄く、トナー自体に占める割合が少ないため、コールドオフセットの温度が低くなり、また、トナー芯材は、トナーの状態において3次元的な網状構造になるため、トナー内凝集力が高く、ホットオフセットの温度が高くなる。従って、耐オフセット性が高くなる。また、加熱定着の前後の少なくとも一回、電子線を照射して、トナー芯材の電子線硬化樹脂を100%硬化させて、強固な3次元的な網状構造する。従って、定着後のトナーの耐久性が高くなり、耐剥離製、耐折り曲げ性、耐摩耗性が優れたものとなる。
請求項(抜粋):
電子線で定着されるトナーにおいて、トナーが、トナー芯材とトナー殻材とを有するマイクロカプセル化されたものであり、前記トナー芯材は、電子線硬化樹脂を含有し、且つ、トナー化した段階で、ゲル分率が50〜99%の未硬化部分を有するものであり、前記トナー殻材は、ガラス転移温度が40度C〜110度Cの範囲にある熱可塑性樹脂を含有するものであることを特徴とするトナー。
IPC (3件):
G03G 9/08 311 ,  G03G 13/20 ,  G03G 15/20

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