特許
J-GLOBAL ID:200903082982351075

記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360169
公開番号(公開出願番号):特開平5-177922
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 液体の接触下で加熱することにより潜像が形成される記録体を用い、一度の潜像操作と異なる色をもつ記録剤の供給で多色画像を形成する方法を提供する。【構成】 記録体1上に液体7の接触下でサーマルヘッド2からの加熱により潜像を形成し、この潜像を色Aの現像剤、色Bの現像剤、色Cの現像剤で順次現像し、得られた可視像を記録紙4に転写する。一つの潜像に対して記録剤A、B、Cの付着しやすさの程度を表わすには、例えば、潜像形成時のサーマルヘッドの熱素子パルス印加条件をかえることで容易に行なえる。
請求項(抜粋):
下記記録体(A)を下記接触材料(B)と接触させた状態で選択的に加熱することにより記録体(A)表面に加熱温度に応じた後退接触角を示す潜像を形成せしめ、その潜像に記録剤を供給して現像した後、可視像を記録紙に転写し、必要に応じて、更に除像する記録方法において、前記潜像は一画素を形成するドット中に記録剤付着力の異なる領域を有しており、前記記録剤は後に現像に供されるものの方が先の現像に供される他のものよりも潜像へ付着しやすく、かつ、少なくとも連続して現像に供される記録剤どうしは混ざらないか混ざりにくいものが用いられることを特徴とする記録方法。(A)加熱状態でかつ液体と接触させた場合に後退接触角が低下する表面を有する記録体。(B)液体、蒸気又は記録体(A)という後退接触角の低下開始温度以下で液体となるか液体もしくは蒸気を発生させる固体。

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