特許
J-GLOBAL ID:200903082982951960

文字認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 佐一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197930
公開番号(公開出願番号):特開平6-044407
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 文字認識方法に関し、高い認識率を維持することを目的とする。【構成】 (a)二値化文字画像のサンプル集合について各文字画像ごとに(1)文字画像の黒画素輪郭を追跡して複数の方向のチェイン・コードにコード化し、(2)輪郭点の重心を求め、(3)重心点により画像を複数の部分領域に分割し、(4)各部分領域について、チェイン・コードの方向別に度数を計数し、複数の次元の輪郭特徴を求め、(b)各次元の平均値を求め、(c)各次元の分散を求め、(d)サンプル集合の同一カテゴリの平均ベクトルを標準特徴ベクトルとし、分散の大きさに応じて重みを与えて輪郭特徴辞書を作成し、(e)該輪郭特徴辞書に登録した標準特徴ベクトルと入力された文字画像から前述の(a)(1)〜(4)と同様な方法で求める複数次元の輪郭特徴ベクトルとの距離を次式で算出し、(f)距離に関する規定の条件に基づいて認識結果を出力するようにした。
請求項(抜粋):
文字画像を辞書を用いて特定のコードに対応づけて文字認識を行う文字認識方法において、(a)二値化文字画像のサンプル集合について各文字画像ごとに(1)文字画像の黒画素輪郭を追跡して複数の方向のチェイン・コードにコード化し、(2)輪郭点の重心を求め、(3)重心点により画像を複数の部分領域に分割し、(4)各部分領域について、チェイン・コードの方向別に度数を計数し、複数の次元の輪郭特徴を求め、(b)同一カテゴリのサンプル集合について、各次元の平均値を求め、(c)同一カテゴリのサンプル集合について、各次元の分散を求め、(d)サンプル集合の同一カテゴリの平均ベクトルを標準特徴ベクトルとし、分散の大きさに応じて重みを与えて輪郭特徴辞書を作成し、(e)該輪郭特徴辞書に登録した標準特徴ベクトルと入力された文字画像から前述の(a)(1)〜(4)と同様な方法で求める複数次元の輪郭特徴ベクトルとの距離を次式で算出し、(f)距離に関する規定の条件に基づいて認識結果を出力することを特徴とする文字認識方法。
IPC (2件):
G06K 9/62 ,  G06K 9/46

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