特許
J-GLOBAL ID:200903082995091471
樹脂粒子の製造方法、そのための樹脂組成物及び樹脂粒子
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-153700
公開番号(公開出願番号):特開2006-328218
出願日: 2005年05月26日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】 充填剤粒子が表面又は内部に偏在した樹脂粒子を選択的に製造できる方法、そのための樹脂組成物を提供する。【解決手段】 樹脂(A)と充填剤(B)とで構成され、かつ前記樹脂(A)及び充填剤(B)に対して非相溶性の乳化媒体(C)と溶融混合又は混練して、乳化媒体(C)中に充填剤(B)を含む樹脂(A)の分散相を形成する。この方法で、下記式で表され、かつ周波数ω1.12(sec-1)でのηr(ω)と周波数ω62.9(sec-1)でのηr(ω)との割合X=ηr(1.12)/ηr(62.9)の値を指標にして、Xが小さな値の樹脂組成物を用いて充填剤(B)が少なくとも内包された樹脂粒子を生成させ、Xが大きな樹脂組成物を用いて充填剤(B)で被覆された樹脂粒子を生成させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも1種類の樹脂(A)と充填剤(B)とで構成され、かつ前記樹脂(A)及び充填剤(B)に対して非相溶性の乳化媒体(C)と溶融混合又は混練して、乳化媒体(C)中に充填剤(B)を含む樹脂(A)の分散相を形成するための方法であって、下記式
ηR(ω)=η*C(ω)/η*A(ω)
(式中、η*C(ω)は、上記樹脂(A)と充填剤(B)とで構成された樹脂組成物の温度T及び周波数ω(sec-1)での動的粘弾性測定におけるせん断粘度を示し、η*A(ω)は、樹脂(A)の温度T及び周波数ω(sec-1)での動的粘弾性測定におけるせん断粘度を示す。温度Tは、120°Cから20°C毎に温度を上げながら樹脂(A)のせん断粘度を測定したとき、周波数35.4sec-1での値が、1000Pa・s以下になる最も低い温度を示す。)
で表され、かつ周波数ω1.12(sec-1)でのηR(ω)と周波数ω62.9(sec-1)でのηR(ω)との割合X=ηR(1.12)/ηR(62.9)の値を指標にして、分散相中の充填剤の分布状態をコントロールする方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (23件):
4F070AA02
, 4F070AA03
, 4F070AA12
, 4F070AA18
, 4F070AA27
, 4F070AA30
, 4F070AA47
, 4F070AA50
, 4F070AA53
, 4F070AA54
, 4F070AA55
, 4F070AA58
, 4F070AC04
, 4F070AC06
, 4F070AC13
, 4F070AC18
, 4F070AC19
, 4F070AC72
, 4F070AE01
, 4F070AE04
, 4F070DA60
, 4F070FA17
, 4F070FB07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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球状ポリマー微粉末の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-336780
出願人:大日本インキ化学工業株式会社
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特開昭62-30258号公報(請求項、実施例)
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特許第3176925号公報(特許請求の範囲、第3頁左欄)
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分散体及びそれを用いた成形体の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-023536
出願人:ダイセル化学工業株式会社
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審査官引用 (5件)
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特開昭62-030258
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球状複合粉体の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-300982
出願人:株式会社テクノロジー・リソーシズ・インコーポレーテッド
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特開昭61-031435
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