特許
J-GLOBAL ID:200903082995396574

フェーディングひずみ補償方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162585
公開番号(公開出願番号):特開平6-284027
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 遅延分散が生じた時にもフェーディングひずみに対する十分な補償特性が得られるフェーディングひずみ補償方式を実現する。【構成】 第1ないし第4補間部9〜12は、第1ないし第4ひずみ検出部5〜8の出力を入力し、第1ないし第4補償用信号列を出力する。第6補間部13、第7補間部14は、第1及び第2ひずみ検出部5、6の出力を入力し第5、第6補償用信号列を出力する。第8補間部15、第9補間部16は、第3及び第4ひずみ検出部7、8の出力を入力し第7、第8補償用信号列を出力する。遅延分散検出部17は、第1ないし第4シンボル列を入力し、遅延分散判定信号を出力する。第1ないし第4選択部18〜21は、第1ないし第4補償用信号列及び第5ないし第8補償用信号列を入力し、遅延分散判定信号の制御により、第1ないし第4補償用信号列または第5ないし第8補償用信号列を出力する。
請求項(抜粋):
N個(Nは3以上の整数)のサブキャリアに伝送するデータを分割し、前記N個のサブキャリアを、少なくとも1グループは2個以上のサブキャリアを含むようなk個(kは2以上の整数)のグループに分類し、定期的に挿入されるパイロット信号を、同一グループ内のサブキャリア間では時間軸上で同じ位置で、異なるグループのサブキャリア間では時間軸上で異なる位置となるよう配置して伝送するディジタル無線通信方式で用いる、フェーディングひずみ補償方式において、前記N個のサブキャリアにそれぞれ対応した、標本量子化された復調後のN個のシンボル列を入力し、パイロット信号におけるひずみを検出し、出力するN個のひずみ検出部と、前記N個のひずみ検出部の出力を入力し、前記N個のサブキャリア内のパイロット信号間におけるひずみを推定し、N個の第一のひずみ補償用信号列を出力するN個の第一の補間部と、前記N個のひずみ検出部の出力を入力し、前記N個のサブキャリア内のパイロット信号におけるひずみ及び、時間軸上で異なる位置にパイロット信号が配置される(k-1)個のグループに含まれるサブキャリアのうち、各グループ内で一つのサブキャリア内のパイロット信号におけるひずみを、時間軸上で対応するシンボルにおけるひずみとして用いて補間することにより、前記N個のサブキャリア内のパイロット信号間のシンボルにおけるひずみを推定し、N個の第2のひずみ補償用信号列を出力するN個の第2の補間部と、前記N個のシンボル列を入力し、同一グループ内のサブキャリア間の時間軸上で同じ位置に配置されたパイロット信号におけるひずみを比較することにより、伝送路における遅延分散の大小を判定し、遅延分散判定信号を出力する遅延分散検出部と、前記N個の第1のひずみ補償用信号列及び、前記N個の第2のひずみ補償用信号列を入力し、前記遅延分散判定信号の制御により、前記N個の第1のひずみ補償用信号列または、前記N個の第2のひずみ補償用信号列を出力するN個の選択部と、前記N個のシンボル列及び、前記N個の選択部の出力を入力し、ひずみ補償後のシンボル列を出力するN個の補償部とを備えることを特徴とするフェーディングひずみ補償方式。

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