特許
J-GLOBAL ID:200903083002400160

音響フィードバックを補償する補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509527
公開番号(公開出願番号):特表平8-502396
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】音響フィードバックのディジタル、電気的補償つき補聴器はマイクロフォン(5)、前置増幅器(7)、ディジタル補償回路(3)、出力増幅器(9)及び変換器(11)とを具備する。ディジタル回路(3)はノイズの挿入用のノイズ発生器(33)、フィードバック信号の適合用のディジタルフィルタ(27)を具備する。適合は相関回路(31)を使用して行われる。回路はさらにループゲインをモニターし、ディジタル和回路(211)を介して補聴器増幅を規制するディジタル回路(210)を具備するので、ループゲインは定数Kよりも小さい。回路はさらに相関回路のフィルタ係数の統計的評価を実行し、この評価に従ってフィードバック機能を変化させるディジタル回路(79)を具備する。
請求項(抜粋):
変換器(11)及びマイクロフォン(5)との間の音響フィードバックが調整可能なディジタルフィルタ(27、31)を使用して生成される電気的フィードバック信号により電気的に補償される補聴器であって、その係数が実際の音響フィードバックに従って調整され、そして、マイクロフォン信号がディジタル信号(17)に変換されこれは増幅制限岐路(15)を通過しこれは変換器がその非線形範囲に入るのを妨げるように配置され、そしてディジタルノイズ信号(33、21)及びディジタル補償信号(27、23)がマイクロフォン信号に加えられ、その後に復合信号はディジタル-アナログ変換器(19)に、アナログ信号が変換器(11)に増幅器(9)を介して供給されるところから、供給されるものにおいて、現行フィルタ係数をスキャンすることを目的としてディジタルフィルタ(27、31)に結合され、これにより補聴器のループゲインをモニターするディジタル回路(210)を具備し、回路のA/D変換器(17)と回路のD/A変換器(19)の間の補聴器のディジタル信号経路に少なくとも1つのディジタル乗算回路(211)が配設され、ディジタル乗算回路(211)が前記付加的ディジタル回路(210)に結合され、そしてそれを基に補聴器の増幅を規制することを特徴とする補聴器。

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