特許
J-GLOBAL ID:200903083004336192

多数のセンサで頻脈を弁別する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-116037
公開番号(公開出願番号):特開平6-090915
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 心臓の生体電位に基づいて心室頻脈と非心室頻脈とを弁別し、適当な心臓治療を選択する方法を提供する。【構成】 非基準線と決定された心臓関連信号の特徴値を、正常の基準線と決定された心臓関連信号の特徴値と比較することより成る心臓頻脈の弁別方法で、これら特徴値は、群の特徴値を得るように事象ベースで抽出し、各群ごとに、最も大きい絶対値のシーケンスを、起点という特殊な識別が与えられたシーケンスとして形成して、正常基準線群の特性シーケンスと非基準線群シーケンスをそれらの起点に基づいて整列し、これによりシーケンス端に生じた非占有位置にゼロを満たして、正常基準線及び非基準線のベクトルを形成し、正規化した正常基準線ベクトルに対する正規化した非基準線ベクトルの類似値及び不同値を決定し、該類似及び不同値に等しい弁別平面内の座標に弁別点を置くことにより頻脈の形式及び適当な治療の選択を決定する方法。
請求項(抜粋):
頻脈間の弁別を行う方法において、連続する生体電位群より成る心臓の生体電位信号を感知し、各々の心臓生体電位群に関連した特性サイクル長さを決定し、その特性サイクル長さが所定のスレッシュホールドよりも小さい場合に生体電位群を非基準線と指定し、さもなくば、生体電位群を基準線と指定し、特定の患者に対し基準線であると決定された心臓生体電位群の特徴値の特性シーケンスを得、その患者に対し非基準線であると決定された各心臓生体電位群の特徴値のシーケンスを得、基準線であると決定された生体電位群の特徴値の上記特性シーケンス及び非基準線であると決定された心臓生体電位群の特徴値の各シーケンスから基準線ベクトル及び非基準線ベクトルを各々形成し、非基準線ベクトルの各々を基準線ベクトルと比較し、そして各非基準線ベクトルと基準線ベクトルとの比較に基づいて非基準線群の頻脈の形式を決定するという段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61B 5/0452 ,  A61B 5/0245 ,  G06F 15/42
FI (2件):
A61B 5/04 312 A ,  A61B 5/02 321 T

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