特許
J-GLOBAL ID:200903083006808482
内燃機関の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192353
公開番号(公開出願番号):特開平5-033705
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 噴射ディザの開始・終了の際に速やかに理論空燃比にすることができる内燃機関の制御装置を提供することにある。【構成】 ECU2は触媒19の暖機が完了していない状態において、強制的に所定期間毎に空燃比が理論空燃比に対しリッチ側とリーン側になるように、燃料噴射量を調整して触媒暖機処理を行う。又、ECU2は触媒暖機処理を開始するときには中心空燃比を理論空燃比にするための第1の空燃比フィードバック制御定数(スキップ量の初期値)を設定し、触媒暖機処理を終了するときには中心空燃比を理論空燃比にするための第2の空燃比フィードバック制御定数(スキップ量の初期値)を設定する。
請求項(抜粋):
内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射弁と、内燃機関の排気管に配設され、排気ガスを浄化するための触媒と、前記触媒の暖機状態を検出する暖機状態検出手段と、内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記触媒の上流側に設けられ、排気ガス中の特定成分濃度を検出する第1の空燃比センサと、前記触媒の下流側に設けられ、排気ガス中の特定成分濃度を検出する第2の空燃比センサと、前記運転状態検出手段による内燃機関の運転状態に応じた量の燃料噴射を行わせるべく前記燃料噴射弁を制御する燃料噴射制御手段と、前記第1の空燃比センサの出力に応じて、空燃比が理論空燃比近傍の狭い範囲内となるように、前記燃料噴射制御手段による燃料噴射量を調整して空燃比をフィードバック補正する空燃比フィードバック手段と、前記第2の空燃比センサの出力に応じて、前記空燃比フィードバック手段による中心空燃比が理論空燃比に近づくように、空燃比フィードバック制御定数を変更する制御定数変更手段と、前記暖機状態検出手段により前記触媒の暖機が完了していない状態において、強制的に所定期間毎に空燃比が理論空燃比に対しリッチ側とリーン側になるように、前記燃料噴射制御手段による燃料噴射量を調整して触媒暖機処理を行う触媒暖機手段と、前記触媒暖機手段による触媒暖機処理を開始するときには前記空燃比フィードバック手段による中心空燃比を理論空燃比にするための第1の空燃比フィードバック制御定数を設定し、触媒暖機処理を終了するときには前記空燃比フィードバック手段による中心空燃比を理論空燃比にするための第2の空燃比フィードバック制御定数を設定する制御定数設定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
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