特許
J-GLOBAL ID:200903083013097389

炭素繊維強化ポリアミド樹脂組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-329655
公開番号(公開出願番号):特開平6-172515
出願日: 1992年12月09日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 炭素繊維強化ポリアミド樹脂組成物の製造方法において、炭素繊維との接着が強固で優れた機械的強度の成形品の原材料となる組成物を生産性良く製造する。【構成】 ラクタム類を所定比率で混合しながら炭素繊維束に含浸し、次いでこれを溶融押出機の被覆ヘッド部に導き、含浸補強繊維の外周に熱可塑性樹脂を被覆して被覆層を形成した後、前記被覆層内部のラクタム類をアニオン重合させる方法において、前記炭素繊維束は、未硬化エポキシ樹脂のサイズ剤で処理された市販の長繊維状の炭素繊維束を一般式:R1 O-Ti-(OR2 )3 (但し、R1 O-は加水分解性基であり、R2 O-は非加水分解性基で一級アミン(-NH2 -)或いは二級アミン(-NH-)、もしくはその両方を含む)で示されるチタネートカップリング剤の稀薄溶液に予め浸漬後乾燥したものを用いる。
請求項(抜粋):
アニオン重合触媒を添加した液状のラクタム類と、活性化剤を添加した液状のラクタム類とを所定比率で混合しながら含浸室に供給し、該含浸室中で連続的に供給される長繊維状の炭素繊維束を前記混合液に含浸し、次いでこれをニップルを介して溶融押出機の被覆ヘッド部に導き、この含浸補強繊維の外周に軟化点が少なくとも120°C以上の熱可塑性樹脂を被覆して継ぎ目なく被複層を形成した後、加熱された重合室中に導いて前記被複層内部のラクタム類をアニオン重合させた後、所定長さに切断する炭素繊維強化ポリアミド樹脂組成物の製造方法において:前記炭素繊維束は、未硬化エポキシ樹脂のサイズ剤で処理された長繊維状の炭素繊維束を一般式:R1 O-Ti-(OR2 )3(但し、R1 O-は加水分解性基であり、R2 O-は非加水分解性基で一級アミン(-NH2 -)或いは二級アミン(-NH-)、もしくはその両方を含む)で示されるチタネートカップリング剤の稀薄溶液に予め浸漬後乾燥したものを用いることを特徴とする炭素繊維強化ポリアミド樹脂組成物の製造方法。
IPC (5件):
C08G 69/18 NRC ,  C08J 5/06 CFG ,  C08K 7/06 ,  C08K 9/04 KLD ,  C08L 77/02 KLC

前のページに戻る