特許
J-GLOBAL ID:200903083015047940

携帯電話の薄肉ハウジングの射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022977
公開番号(公開出願番号):特開平8-216177
出願日: 1995年02月10日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】曲げ強度等の特性がきわめて高く、しかも、ひけ等のない良好な成形面を有する携帯電話の薄肉ハウジングを、歩留まり良く成形すること。【構成】表側金型1のピンゲート4から、キャビティ31内に樹脂を射出した後、樹脂がまだ溶融状態である内に、突出部材28をキャビティ31内に突出させ、その先端と樹脂とを一緒に嵌入孔12内へ押し込むようにして、ピンゲート4部分を含めて、プッシュボタン挿通孔を打ち抜き形成する。そして、これと同時に、ボス形成用孔29内部のタッピング孔形成用ピンをキャビティ31内部に僅かに押し込んだ後、樹脂を冷却固化させてから表・裏両型枠を分離して取り外すことによって、携帯電話の薄肉ハウジングを成形した。
請求項(抜粋):
略長方形状の板状部の周囲に折り曲げ部が設けられた薄肉の箱型形状を有し、前記板状部には複数のプッシュボタン挿通孔が設けられ、前記板状部の裏側面に木ネジタッピング孔を有する複数のボス部が設けられてなる携帯電話の薄肉ハウジングを射出成形する方法であって、金型の、板状部の表側面を形成する部分であって、かつ複数のプッシュポタン挿通孔の内の一つを形成する位置に設けたゲートから、キャビティ内に樹脂を射出する工程、及び、その射出工程の後に、金型に射出した樹脂がまだ溶融状態である内に、複数の柱状体を、キャビティの前記板状部を形成する部分に、板状部形成面と略垂直に貫通させて樹脂を排除することにより、少なくともゲートの部分を含めてプッシュボタン挿通孔及び/または機能ボタン挿通孔を設ける工程、金型に射出した樹脂がまだ溶融状態である内に、金型の前記ボス部の木ネジタッピング孔を形成する部分をキャビティ内部に押し込む工程、の各工程を含んでなる携帯電話の薄肉ハウジングの射出成形方法。
IPC (3件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29L 31:34
FI (2件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26

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