特許
J-GLOBAL ID:200903083015865502

車両用換気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176999
公開番号(公開出願番号):特開平8-040268
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 構成を小型化して簡略化し、しかも「耳つん」現象を防ぎ、しかも応答速度を向上することができるようにした車両用換気装置を提供すること。【構成】 車外圧力が車内圧力よりも高い場合には並列運転モードとし、第1ファンF1によって車内に給気し、第2ファンF2によって排気し、第1ファンF1に直列の第1絞り手段S1の開度を制御する。車外圧力が車内圧力よりも低い場合には直列運転モードとし、第1および第2ファンF1,F2および全開した第1絞り手段S1を経て給気し、排気通路を経て室内空気を排気し、この排気通路の第2絞り手段S2の開度を制御する。第2ファンF2の前後差圧ΔP2を検出して、その第2ファンF2の風量を推定し、絞り手段S1,S2の開度をフィードフォワード制御する。
請求項(抜粋):
車両内外間を連通する通風路に設けられる第1および第2ファンF1,F2と、第1ファンF1に直列に接続される第1絞り手段S1と、車両内外間に接続され、車内空気を車外に排出する排気通路18と、排気通路18に介在される第2絞り手段S2と、切換え手段V1〜V3であって、並列運転モードと直列運転モードとを切換え、(a)並列運転モードでは、第1ファンF1によって車外の空気を、第1絞り手段S1を介して車内に給気するとともに、第2ファンF2によって車内の空気を車外に排出し、排気通路18は閉じておき、(b)直列運転モードでは、第1および第2ファンF1,F2を直列に接続して車外の空気を車内に給気するとともに、車内空気を、排気通路18および第2絞り手段S2を介して車外に排気する切換え手段V1〜V3と、第2ファンF2の吐出圧P2outと吸入圧P2inとの前後差圧ΔP2を検出する前後差圧検出手段PD2と、前後差圧検出手段PD2の出力に応答して、第2ファンF2の風量を推定する風量推定手段と、車内圧力P1inを検出する車内圧力検出手段PD3と、車内圧力検出手段PD3と風量推定手段との各出力に応答し、並列運転モードでは、第1ファンF1による給気風量が第2ファンF2による排気風量と同一になるように第1絞り手段S1の開度を制御し、直列運転モードでは、第1絞り手段S1の開度を予め定める開度に保ったままで、第1および第2ファンF1,F2による給気風量が第2絞り手段S2を経て排気される排気風量と同一になるように第2絞り手段S2を制御する制御手段とを含むことを特徴とする車両用換気装置。

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