特許
J-GLOBAL ID:200903083017364284

車両用液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337327
公開番号(公開出願番号):特開平8-230649
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 車両が運転者の停止操作に応じた停止状態にない場合に、停止状態に近づけ得る車両用液圧ブレーキ装置を得る。【解決手段】 路面μが低く、車両が3〜15km/hで走行中で、推定車体速度VSOが15km/h以下であり、かつ、ブレーキペダルが操作された場合には(S2〜4における判定がYES)、3位置電磁弁が予め定められたパターンに基づいて減圧位置,保持位置,増圧位置にそれぞれ切り換えられる(S6以降)。車両が低速走行中であっても過大な制動スリップが生じる可能性がある場合には、3位置電磁弁が制御され、過大な制動スリップの発生を防止することができ、運転者の停止操作に応じた停止状態に近づけることができる。なお、本発明は、クリープ現象による移動防止にも適用できる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作に応じてマスタシリンダに発生させられる液圧でホイールシリンダが作動し、車両を制動する車両用液圧ブレーキ装置であって、運転者によって車両を停止させるための車両停止操作が行われた状態にあるか否かを検出する停止操作検出装置と、車両が設定値以下の速度で走行中か否かを検出する低速走行検出装置と、前記停止操作検出装置によって車両停止操作が行われた状態にあることが検出され、かつ、前記低速走行検出装置によって車両が低速で走行中であることが検出された場合に、ホイールシリンダの液圧を、車輪の回転速度とは無関係に、マスタシリンダの液圧とは異なる高さに制御するホイールシリンダ液圧制御装置とを含むことを特徴とする車両用液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  B60T 8/48
FI (2件):
B60T 8/58 Z ,  B60T 8/48

前のページに戻る