特許
J-GLOBAL ID:200903083019508003

スイッチ操作用押しボタン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030128
公開番号(公開出願番号):特開平5-198232
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 手動スイッチを操作する押しボタンの構造に関し、スイッチと押しボタンとの相対位置誤差を吸収し、この相対位置誤差の大小に関わらず押しボタンの復帰位置および押し込み位置が常に一定になる押しボタンを提供する。【構成】 背面中央に開口孔11を備えたキートップ2と、この開口孔11に先端を挿入されたスリーブ3と、このスリーブ3の中空孔に先端を挿入されたロッド4とを備えている。スリーブ3は、キートップ2側から見た奥側部分10が弾性的に拡径され、キートップ2の相対軸方向移動によりこの拡径部分は絞りこまれる。スリーブ3の上記奥側部分10の内径面とロッド4の周面には、スリーブの奥側部分10が絞りこまれた時に嵌合する噛合歯19、22が設けられ、スリーブの奥側部分10の外周とキートップの開口孔11とには、スリーブの奥側部分10を絞りこんだ状態で係合する嵌合対12、13が設けられている。
請求項(抜粋):
背面中央の開口孔(11)で開口する空所(15)を備えたキートップ(2) と、この開口孔(11)に先端を挿入されたスリーブ(3) と、このスリーブ(3) の中空孔(16)に先端を挿入されたロッド(4) とを備えており、スリーブ(3) の奥側部分(10)はロッド(4) の周面から離隔する方向に拡径されてこの拡径部分は径方向に屈曲する弾性を備えており、スリーブ(3) の上記奥側部分(10)の内径面とロッド(4) の周面には互いに嵌合する噛合歯(19)、(22)が設けられ、スリーブの奥側部分(10)の外周とキートップの開口孔(11)には両者を軸方向移動不能に係合する嵌合対(12)、(13)が設けられており、キートップ(2) によるスリーブの奥側部分(10)の絞りこみに必要な軸力は、スリーブ(3) とロッド(4) との間の軸方向移動に対する抵抗力よりも大きくかつスイッチ(29)を破損させない大きさに設定され、またスリーブ(3) とロッド(4) との間の軸方向移動に対する抵抗力は、スイッチ(29)の操作力よりも大きく設定されていることを特徴とする、スイッチ操作用押しボタン。
IPC (2件):
H01H 13/14 ,  H01H 3/12
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-321827
  • 特開昭63-003629
  • 特開昭61-277326
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