特許
J-GLOBAL ID:200903083023080468

音声検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328158
公開番号(公開出願番号):特開平7-181991
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 低レベル音声信号でも良好な閾値適応音声検出特性を維持する。【構成】 音声入力信号101を低レベルと高レベル検出部1と2で適応閾値110と所定閾値111と比較し判定する低レベルと高レベル有音/無音判定結果102と103を論理和演算器3で論理和演算を施しハングオーバ付加部4でハングオーバ付加処理をし音声検出出力信号105とする。音声入力信号101の信号強度算出周期ブロック区間内所定数サンプルを信号強度算出部5で2乗値相加平均する信号強度出力106を平滑部6で信号強度算出周期ごとにカウンタ現在値と比較する結果でカウンタ現在値を加減し平滑化出力107とする。比較器7からの信号強度出力106と平滑化出力107との比較結果108で、信号強度出力106を雑音レベル算出部8で相加平均し更新するか、しないで直前値を維持する背景雑音レベル109に適応し、閾値設定部9で閾値を設定し適応閾値110とする。
請求項(抜粋):
低レベルの音声入力信号を閾値設定部からの適応閾値と比較し有音/無音を判定する低レベル検出部と、高レベルの音声入力信号を予め決める所定閾値または前記閾値設定部からの適応閾値と比較し有音/無音を判定する高レベル検出部と、該低レベルおよび高レベル検出部からの低レベルおよび高レベル有音/無音判定結果に対し論理和演算を施す論理和演算器と、該論理和演算器からの有音/無音判定結果に対しハングオーバ付加処理を施し音声検出出力信号とするハングオーバ付加部と、前記音声入力信号の信号強度算出周期ブロック区間内所定数サンプルに対し信号強度を算出し出力する信号強度算出部と、該信号強度算出部からの信号強度出力を前記信号強度算出周期ごとにカウンタ現在値と比較し、結果に従い該カウンタ現在値を加減し平滑化出力とする平滑部と、前記信号強度算出部からの信号強度出力を該平滑部からの平滑化出力と比較し、結果を出力する比較器と、該比較器からの比較結果に従い、前記信号強度算出部からの信号強度出力に対し相加平均を施して背景雑音レベルとして更新するか、更新しないで該直前値を維持する雑音レベル算出部と、該雑音レベル算出部からの背景雑音レベルに適応し閾値を設定する前記閾値設定部とを備える音声検出器。

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