特許
J-GLOBAL ID:200903083030834842

12相交流電源装置、及びこれを用いた12電極高密度放電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250806
公開番号(公開出願番号):特開平7-107745
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 3相交流電源からシンプルな構成により12相交流を出力できる軽量かつコンパクトな12相交流電源装置と、この12相交流電源装置を利用して高密度に各種放電を生起することのできる12電極放電装置を提供すること。【構成】 スター結線した3相交流電源と、二次側をダイヤメトリカル結線したスター結線グループとを3相4線式に結線し、同3相交流電源と二次側をダイヤメトリカル結線したデルタ結線グループとをスター-デルタ結線することにより12相交流電源装置を構成し、12相交流をその相順に、正12角形各頂点に配置した放電電極に右又は左回り順に接続することにより12電極放電装置を構成した。【効果】 相間リアクトル等を用いず、3相交流を直接に12相交流に相変成できるので、コンパクトな12相交流電源装置を安価に提供することができ、また多電極間に絶え間なく高速回転する放電を高密度に生起する放電装置を提供できる。
請求項(抜粋):
二次巻線側を中性点o1 としてスター結線し、且つ各相二次巻線u1-o1 、v1-o1 、w1-o1 間の、中性点o1 からみた巻数比が1/√3なる点に、中間端子u2 、v2 、w2 を設けた3相変圧器S0 と;3相交流各相毎に並列に2台ずつ3組の変圧器S1 ・S7 、変圧器S9 ・S3及び変圧器S5 ・S11を接続して対となし、これら対として並列接続された各対の変圧器の一方の変圧器二次巻線の巻き終わりと他方の変圧器二次巻線の巻き始めとを結線し、これら結線部同士を更に中性線o2 で接続することによって形成したスター結線グループYと;3相交流各相毎に並列に2台ずつ3組の変圧器S2 ・S8 、変圧器S10・S4及び変圧器S6 ・S12を接続して対となし、これら対として並列接続された各対の変圧器の一方の変圧器二次巻線の巻き終わりと他方の変圧器二次巻線の巻き始めとを結線し、これら結線部同士を更に中性線o3 で接続することによって形成したデルタ結線グループDと;を含む電源装置であって、前記3相変圧器S0 とスター結線グループYとを当該3相変圧器S0 における二次巻線端子u1 、v1 、w1 および中性点o1 を用いて3相4線式に接続し、前記3相変圧器S0 とデルタ結線グループDとを、当該3相変圧器S0 における中間端子u2 、v2 、w2 を用いてスター-デルタ結線し、更に前記中性線o2と中性線o3 とを結線したことを特徴とする12相交流電源装置。
IPC (5件):
H02M 5/14 ,  B23K 9/00 ,  B23K 9/073 530 ,  B23K 9/073 540 ,  H05B 7/144

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