特許
J-GLOBAL ID:200903083041599020

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217816
公開番号(公開出願番号):特開平11-059234
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】踏込みダウン変速に切換わったときに変速ショックを発生させず、良好な加速感を達成することができる無段変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】踏込みダウン変速に切り換わった直後の目標の変速比の変化応答を早くし、その後、目標の変速比の変化応答を遅くするとともに、前記変化応答が早い状態から遅い状態へ切り変わったときに、所定時間の間、前記トルクダウン手段により内燃機関の出力を減少させるようにしたので、前記変化応答の切り換わり時の内燃機関の急激なトルク変動を緩和することができる。したがって、変速応答が変化しても変速ショックを防止することができるとともに、アクセルペダルを踏み込むと同時に所望の加速感を得て乗員に違和感を与えることがない。
請求項(抜粋):
少なくともスロットル開度を含む運転条件に応じて無段階に設定される変速比に実際の変速比が近づくように目標の変速比を設定して変速制御を行うようにした無段変速機の変速制御装置において、スロットル開度の開度変化を検出するスロットル開度検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、アップシフト変速又は踏込みダウンシフト変速に応じた変速比の変化応答に設定する変速比応答制御手段と、内燃機関の出力を減少させるトルクダウン手段とを備え、前記変速比応答制御手段は、前記スロットル開度検出手段により前記踏込みダウン変速に切り替わったことを判断したときに、前記踏込みダウン変速の開始直後の前記目標の変速比の変化応答を早くし、その後、前記目標の変速比の変化応答を遅くするとともに、前記変化応答が早い状態から遅い状態へ切り変わったときに、所定時間の間、前記トルクダウン手段により内燃機関の出力を減少させることを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
B60K 41/12 ,  F02D 29/00 ,  F16H 9/00 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44
FI (4件):
B60K 41/12 ,  F02D 29/00 H ,  F16H 9/00 J ,  F16H 61/04
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る