特許
J-GLOBAL ID:200903083041955153

CDMA方式受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175177
公開番号(公開出願番号):特開平8-084096
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 CDMA方式受信装置において、逆拡散後の信号に対して重みをかける手段を設け、相関検出した信号に含まれる干渉信号成分が最小となるように重みのかけ方を適応的に制御することによって受信性能を向上する。【構成】 準同期検波回路1によって準同期検波された受信信号は、データチャネル逆拡散手段2で逆拡散される。逆拡散された信号は、データチャネル重み乗積手段3において重みをかけられ、データチャネル信号積分手段4において積分される。積分後の信号に含まれる干渉信号成分が干渉信号成分抽出手段8によって抽出され、その干渉信号成分に基づいてデータチャネル重み乗積手段3における重みを、重み制御手段9によって干渉成分が最小となるように制御する。
請求項(抜粋):
CDMA方式を用いた通信システムの受信装置であって、受信信号を準同期検波する準同期検波回路と、準同期検波した信号をデータチャネルに割り当てられた拡散符号で逆拡散するデータチャネル逆拡散手段と、逆拡散したデータチャネル信号に重みをかけるデータチャネル重み乗積手段と、重みをかけたデータチャネル信号を積分するデータチャネル信号積分手段と、前記準同期検波回路の出力信号をパイロットチャネルに割り当てられた拡散符号で逆拡散するパイロットチャネル逆拡散手段と、逆拡散したパイロットチャネル信号を積分するパイロットチャネル信号積分手段と、前記データチャネル信号積分手段の出力信号および前記パイロットチャネル信号積分手段の出力信号により、キャリア位相オフセットが補正されたデータチャネル信号を生成するキャリア位相オフセット補正手段と、前記データチャネル信号積分手段の出力信号から干渉信号成分を抽出する干渉信号成分抽出手段と、抽出した干渉信号成分に基づいて前記データチャネル重み乗積手段の重みを決定する重み制御手段とを備えたCDMA方式受信装置。

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