特許
J-GLOBAL ID:200903083042169682

固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184070
公開番号(公開出願番号):特開平9-035731
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、電気化学セルの効率を上げるため、隣接する単セルを直列化するためのインターコネクタと、燃料極との接合性を向上させ、接触抵抗を低減させた固体電解質型燃料電池に関する。従来インターコネクタ材として使用されているLaCrO3 系ペロブスカイト酸化物は、燃料極との接合性が良好でなく、直列化した多段セルの内部抵抗が大きくなり、発電効率等の向上が阻害される不具合があった。本発明は、この様な不具合を解消できる固体電解質型燃料電池の提供を課題とする。【解決手段】 本発明は、インターコネクタ1の材料をペロブスカイト型酸化物LaCr1-x Cox O3 (但しx=0.05〜0.2)とした。これにより、インターコネクタ1と燃料極2との接合性が良くなり、接触抵抗を低減することができ、直列化した多段セル1の内部抵抗の低下により、発電効率、若しくは水蒸気の電気分解効率を大きくできる、固体電解質型燃料電池が得られる。
請求項(抜粋):
酸素イオン導電性の固体電解質膜の両側に空気極および燃料極を配設した単セルと、隣接して設けた他の単セルと接続して直列化するため、前記単セルを構成する空気極と隣接する前記他の単セルを構成する燃料極とをつなぐ、導電性材料からなるインターコネクタを設けた固体電解質型燃料電池において、前記インターコネクタがペロブスカイト型酸化物LaCr1-x Cox O3(但しx=0.05〜0.20)の組成からなる導電性材料で形成されていることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  C01G 51/00 ,  C25B 1/04
FI (3件):
H01M 8/02 Y ,  C01G 51/00 A ,  C25B 1/04

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