特許
J-GLOBAL ID:200903083043643833

音声符号化方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-041341
公開番号(公開出願番号):特開平8-211899
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 適応的なビット割当方法を用いて、高域の歪を低減する符号化方法及び符号化装置を提供する。【構成】 音声符号化方法及びその装置において、それぞれの帯域毎に信号レベルと最小可聴限レベルとの比を求め、その信号レベルと最小可聴限レベルとの比のうち、少なくとも1つの帯域の比を基に伝送すべき最小となる信号レベルと最小可聴限レベルとの比を求め、その最小となる信号レベルと最小可聴限レベルとの比以上の信号レベルと最小可聴限レベルとの比を持つ帯域を抽出し、その帯域の情報量と各帯域における情報量の最低割当量を比較し、比較した帯域のうち情報量が最低割当量以下のとき、最低割当量を割り当てることにより、高域の信号レベルの低い帯域にもビットを割り当てられ、聴感上の悪影響を防止する。
請求項(抜粋):
入力信号を複数の帯域に分割してそれぞれの帯域の信号レベルとマスキングレベルとの比を基に情報量の割り当てを決定する情報量割当手段を持つ音声符号化方法において、前記情報量割当手段は、それぞれの帯域毎に信号レベルと最小可聴限レベルとの比を求める信号最小可聴限比検出ステップと、該信号最小可聴限比検出ステップで求めた信号レベルと最小可聴限レベルとの比のうち少なくとも1つの帯域の比を基に伝送すべき最小となる信号レベルと最小可聴限レベルとの比を求める最小信号最小可聴限比検出ステップと、該最小信号最小可聴限比検出ステップにおいて最小となる信号レベルと最小可聴限レベルとの比以上の信号レベルと最小可聴限レベルとの比を持つ帯域を抽出する帯域抽出ステップと、該帯域抽出ステップで抽出した帯域の情報量と前記各帯域における情報量の最低割当量を比較する割当量比較ステップと、該割当量比較ステップで比較した帯域のうち情報量が前記最低割当量以下のとき前記最低割当量を割り当てる最低割当ステップを有することを特徴とする音声符号化方法。
IPC (2件):
G10L 7/04 ,  H03M 7/30

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