特許
J-GLOBAL ID:200903083048883220

内燃機関の燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276039
公開番号(公開出願番号):特開平6-129321
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 燃料調圧で生じる余剰燃料のリターンによる燃料タンク内の温度上昇を防止すると共に、燃料配管中のベーパを抜くことができ、しかもエンジン再始動の際に始動不良を生じることがない燃料供給装置の提供により、燃料蒸発ガスによる大気汚染や、ラフアイドルやエンジンストールの発生を防止する。【構成】 燃料供給ライン13のタンク近傍位置に調圧用のプレッシャレギュレータ19を配設し、調圧によるリターン燃料はエンジン部分を通過しないように構成する。また、エンジン1 の上方にもう一つのリターンライン23とプレッシャレギュレータ25とを配設し、プレッシャレギュレータ25の直後には絞り27を設ける。このプレッシャレギュレータ25は、エンジン駆動中は開きっぱなしとなり、絞り27を介して、エンジン近傍部分で発生したベーパを排出する。エンジン停止中は、各プレッシャレギュレータ19,25が閉じ、再始動時の燃料圧を保つ。
請求項(抜粋):
燃料タンクから汲み上げた燃料を燃料供給ラインを介して内燃機関の燃料噴射弁まで供給すると共に、調圧手段によって該燃料供給ライン内の燃料圧を一定に調圧し、該調圧の結果余剰となった燃料をリターンラインを介して燃料タンクへと戻す内燃機関の燃料供給装置において、前記調圧手段及びリターンラインを、燃料供給ラインが内燃機関近傍を通過する位置よりも上流側に配設すると共に、前記燃料噴射弁近傍に、燃料供給ライン内のベーパを少量の燃料と共に燃料タンクへ戻すベーパ戻しラインを配設し、さらに、内燃機関の停止中は、前記燃料供給ラインと、リターンライン及びベーパ戻しラインとの連通を絶つ停止時非連通化手段をも配設したことを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
IPC (2件):
F02M 37/20 ,  F02M 69/00 340

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