特許
J-GLOBAL ID:200903083060018764

ねじ切削用タップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120646
公開番号(公開出願番号):特開平6-304815
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 ねじれ溝による切れ刃の傾斜に拘らず、正確なリード送りでねじ切削加工を行うことができるとともに、高い切削性能で切削面粗さが優れた精度の高い雌ねじを加工できるようにする。【構成】 図2はタップのねじ部16の展開図で、加工すべき雌ねじに対応するねじ山14は、ねじれ溝22によって3つのランド24に分断されているとともに、各ねじ山14の切削回転方向側の端部には、切れ刃26aおよび26bがねじの進みに沿って交互に設けられている。切れ刃26bは、高い切削性能を有する正常な切れ刃で、これにより良好な切削加工が行われる一方、切れ刃26aは、横すくい角が正となる側に面取り部28が設けられており、これにより雌ねじフランクに対する食い込みが防止され、正確なリード送りでねじ切削加工が行われる。なお、一点鎖線は、ねじ山14の谷部を結んだつる巻き線である。
請求項(抜粋):
加工すべき雌ねじのねじ溝に対応するねじ山が切屑排出用のねじれ溝によって分断された3以上の奇数のランドを備え、該ランドのねじ山の切削回転方向側端部に前記ねじれ溝に沿って切れ刃が設けられているねじ切削用タップにおいて、前記ねじ山の両側のフランクに沿った切れ刃のうち横すくい角が正となる側の切れ刃に、該ねじ山のねじの進みに沿って1ランド飛びに面取りまたは丸味付けを施したことを特徴とするねじ切削用タップ。

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