特許
J-GLOBAL ID:200903083062450779

車両用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296270
公開番号(公開出願番号):特開2001-113907
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 車両用転がり軸受ユニットのジョイントアウター軌道輪3の軽量化を図りながら、ハブ内輪2とジョイントアウター軌道輪の軸方向の固定を確実にし、部品材料の選択の自由度を高く、組立容易化、品質の向上を図る。【解決手段】 フランジ付外輪1と、ハブ内輪2と、ジョイントアウター軌道輪3と、これらの内外輪1c,1d,2c,3c間にそれぞれ軸受保持器6a,6bで保持され転動する転動体4a,4bと、ハブ内輪とジョイントアウター軌道輪とを転動体に予圧を与えながら軸及び回転方向に結合固定する結合部材5と、から構成し、結合部材にジョイントアウター軌道輪の軸部3aに明けられた結合穴32に固定される小径部52とハブ内輪の段部2eに当接する鍔部51を設け、さらに小径部にぬすみ穴53を形成し、ぬすみ穴の穴縁部54の一部を結合穴のジョイント嵌合側縁に設けたすり割り部33にはめ込み加締める。
請求項(抜粋):
ナックルに結合可能に設けられたフランジの内周面に互いに背中合わせに配設された複列の外輪軌道面を有するフランジ付外輪と、一端側に車輪が取付られるホイールハブを有し他端に前記外輪軌道面の一方と転動体を介して軸受部を構成するようにされた第1の内輪軌道面を有し内側に内径穴が設けられたハブ内輪と、駆動軸から動力を伝達するジョイントが嵌合連結される等速ジョイントアウターを一端側に有し他端に前記内径穴に嵌合された軸部を有し前記外輪軌道面の他方の転動体を介して軸受を構成するようにされた第2の内輪軌道面が設けられたジョイントアウター軌道輪と、前記内外輪間にそれぞれ軸受保持器で保持され転動するようにされた転動体と、前記ハブ内輪と前記ジョイントアウター軌道輪とを転動体に予圧を与えながら軸及び回転方向に結合固定する結合部材と、からなる車両用転がり軸受ユニットであって、前記結合部材は前記ジョイントアウター軌道輪の前記軸部に明けられた結合穴に固定される小径部と前記ハブ内輪の内径端のフランジ側に設けられた段部に当接可能にされた鍔部とからなり、前記小径部にぬすみ穴が形成され、かつ該ぬすみ穴の穴縁部の一部が前記結合穴のジョイント嵌合側縁に設けられたすり割り部にはめ込まれ加締められていることを特徴とする車両用転がり軸受ユニット。
IPC (2件):
B60B 35/18 ,  F16C 19/18
FI (2件):
B60B 35/18 A ,  F16C 19/18
Fターム (12件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA56 ,  3J101BA64 ,  3J101FA46 ,  3J101FA51 ,  3J101GA03

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