特許
J-GLOBAL ID:200903083064846785

副室式ガスエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-347005
公開番号(公開出願番号):特開平9-166024
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 副室式ガスエンジンにおいて、副室内での未燃ガスの滞留を防止するため、副室上部に最初に高圧縮空気を供給して副室上部から着火を開始する。【解決手段】 この副室式ガスエンジンは、シリンダヘッド13に副室2を構成する副室構造体3を配置し、副室下部2Bに連通する主連絡口7と副室上部2Aに通孔9Aを通じて連通する副連絡通路9とを設ける。連絡口6には副室開閉弁4を配置し、副室開閉弁4のリフト量に従って最初に副連絡通路9を開放し、次いで主連絡口7を開放し、副室2内の副室上部2Aで着火させ、副室2内に燃え残りが長期に滞留するのを防止し、未燃HCの発生を抑制して熱効率をアップする。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに配置され且つシリンダのほぼ中央に配置された副室を形成する副室構造体、前記副室構造体に形成された前記副室とシリンダ側の主室とを連通する連絡口、前記連絡口を開閉するための副室開閉弁、前記連絡口に開口し且つ前記副室構造体の下端に形成された主連絡口、前記連絡口に開口すると共に前記副室構造体の下端から上部まで延びる副室上部に開口する副連絡通路、及びガス燃料を前記副室へ供給するガス燃料供給弁を具備し、前記副室開閉弁はそのバルブリフト時には前記副連絡通路を開放した後に前記主連絡口を開放するように設定されている副室式ガスエンジン。

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