特許
J-GLOBAL ID:200903083069244724

クロック位相調整回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116007
公開番号(公開出願番号):特開平8-316827
出願日: 1995年05月15日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】クロックの位相引き込み完了後に再位相引き込みが行われても、安定したリタイミングクロックを供給する。【構成】基準クロック12の受渡しを行うクロック分配バッファ101と、このバッファの出力に対して遅延調整を行ってリタイミンクロック21を出力する可変遅延回路130と、基準クロック12とリタイミングクロック21の位相を比較する位相比較器102と、その位相比較結果を基に位相一致信号23を出力する位相一致検出回路111と、可変遅延手段における遅延調整を制御する制御部120とを有する。制御部120は、初期設定時は、遅延調整を基準クロック12の1周期のN分の1時間から1周期時間の遅延量の範囲に渡って行わせ、位相一致信号23が出力されたときの遅延量を最適遅延量とし、初期設定以後は、遅延調整を最適遅延量を基準とする所定範囲の遅延量について行わせる。
請求項(抜粋):
入力される基準クロックと該基準クロックを分配して得られるリタイミングクロックとの位相を調整するクロック位相調整回路であって、前記基準クロックの受渡しを行うクロック分配バッファと、前記クロック分配バッファの出力に対して、前記基準クロックの1周期のN(自然数)分の1の時間を単位遅延量として1周期のN分の1時間から1周期時間の遅延量の範囲で選択的に遅延調整を行い、これを前記リタイミンクロックとして出力する可変遅延手段と、前記基準クロックを一方の入力とし、前記可変遅延手段から出力されたリタイミングクロックを他方の入力とし、これらの位相を比較した位相比較結果を出力する位相比較器と、前記位相比較器から出力された位相比較結果より前記基準クロックと前記リタイミングクロックとの位相が一致したことを検出すると位相一致信号を出力する位相一致検出回路と、前記位相一致検出回路の出力を入力とし、前記可変遅延手段における遅延調整の際の遅延量の選択を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、初期設定時は、前記可変遅延手段における遅延調整を前記1周期のN分の1時間から1周期時間の遅延量の範囲に渡って行わせ、前記位相一致検出回路から位相一致信号が出力されたときの遅延量を最適遅延量とし、初期設定以後は、前記可変遅延手段における遅延調整を該最適遅延量を基準とする所定範囲の遅延量について行わせることを特徴とするクロック位相調整回路。
IPC (2件):
H03L 7/081 ,  H03K 5/135
FI (2件):
H03L 7/08 J ,  H03K 5/135

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