特許
J-GLOBAL ID:200903083069785032

静脈輸注ライン空気排出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500541
公開番号(公開出願番号):特表平11-506623
出願日: 1996年05月09日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】患者へ静脈流体を輸注する静脈流体投与システムのための空気排出システムが与えられる。空気検出器(5)が静脈輸注ライン(3)に配置されている。このライン(3)の上端部にはチャンバ(1,2,12)が取り付けられており、このチャンバでは空気が流体から分離され得る。この分離チャンバは、点滴チャンバ(12)と、計測チャンバ(2)または静脈液体供給源(1)とし得る。空気が検出されると、弁(11)または弁(7,9)が切り替えられて、静脈流体の患者への流れが阻止され、ポンプ(4)が起動した際に、流体が分離チャンバ(1,2,12)へ圧送される。好適実施例においては、ポンプ(4)の流体容量は、ポンプ(4)と分離チャンバ(1,2,12)との間の静脈輸注ライン(31)の流体容量よりも大きいので、ポンプ(4)は泡を分離チャンバ(1,2,12)へ向けて静脈輸注ライン(3)を通じて強制的に完全に逆流させることができる。
請求項(抜粋):
患者へ静脈流体を輸注する流体投与システムのための空気排出システムであって、 静脈流体から空気を分離させる分離手段と、 前記分離手段と流体連通する静脈輸注ラインと、 前記静脈輸注ラインに配置され、静脈流体内の空気を検出して不良状態信号を発する空気検出手段であり、ここで前記静脈輸注ラインが、前記分離手段と空気検出手段との間の第一の部分と、前記空気検出手段と患者との間の第二の部分とを有している空気検出手段と、 前記静脈輸注ラインの第二の部分に配置され、患者への流れを流通または遮断させる弁手段と、 起動状態では流体を前記分離手段へ向かって圧送するポンプ手段と、 前記空気検出手段と連絡する制御手段であり、(i)不良状態信号に応答して、弁手段を患者への流れを阻止するように設定し、且つポンプ手段を起動して、空気を包含する流体を前記空気検出手段から前記分離手段へ移動させるように し、不良状態にないときは(ii)患者への流れを許すように弁手段を設定する制御手段とを備え、 前記ポンプ手段が、前記弁手段から上流に位置する前記静脈輸注ラインに配置されたチャンバを含み、圧力は前記チャンバ内の流体に加えられ、 前記静脈輸注ラインの第一の部分が第一の容積を有し、前記チャンバが第二の容積を有し、第一の容積は第二の容積よりも少なく、前記ポンプ手段は、起動状態では前記チャンバ内の流体を前記静脈輸注ラインの第一の部分へ流すシステム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平2-501198
  • 特表平5-507015

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