特許
J-GLOBAL ID:200903083070094043

コンピュータ・システムにおけるメモリ管理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025638
公開番号(公開出願番号):特開平6-089221
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 ページング式メモリ管理において、物理メモリからスワップ・アウトすべきページを、より適切に選択できるようにする。【構成】 各ページへのアクセスの有無を検出して、その履歴情報をマルチ・ビットのSPベクトルに記録する。経時管理機構がページ・テーブル・エントリのアクセス有無表示フラグを走査するたびに、各ページへのアクセス有無に応じて、そのページに対応したSPベクトルを更新する。物理メモリに記憶されているページのうち、最前にアクセスされたものから最新にアクセスされたものまでを順に記憶したアイドル・リストを形成する。該リストからページに対応する表示データ202を、最前にアクセスされたものから所定数を抽出し、ページへのアクセス頻度(検出回数)に応じてSPリスト210に配置する。物理メモリからページ除去の必要性が生じると、SPリストを調べ、アクセス頻度が最少で、最前にアクセスされたページ(位置218)を選択してスワップ・アウトする。
請求項(抜粋):
コンピュータ・システムにおけるメモリ管理方法であって、該コンピュータ・システムは、経時管理機構を含んでいるページ管理機構を採用しており、該ページ管理機構は、プロセスの各ページのマッピングとロケーション識別とを行なうための、ページ・テーブルと該ページ・テーブル中の複数のページ・テーブル・エントリとを備えた形式のページ管理機構である、メモリ管理方法において、複数の経時管理サイクルに亙る各ページ・テーブル中の各ページ・テーブル・エントリへのアクセスの履歴情報を、複数のビットを包含しているビット・ベクトルに記録する、履歴情報記録ステップと、所定個数の前記ベクトルを表示する表示データをスワップ(SP)リストの中に配置し、その際に、前記経時管理機構が該SPリストをアクセスすることによって、前記アクセスの検出回数が最も少ないページを該経時管理機構がページ・アウトできるように、それら表示データの配置を行なうようにする、SPリスト内ベクトル配置ステップとを含んでいることを特徴とするメモリ管理方法。
IPC (2件):
G06F 12/02 540 ,  G06F 12/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-129441
  • 特開昭63-233451

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